4日から初仕事で今年も請求書作りから始まったけど、すぐに日曜が来たのでちょっと嬉しい。
しかも家に一人なので、うーんと羽根伸ばしてます(^^)

正月ぬくぬくと過ごしていたから、早起きして寒風吹く中バイクで出勤するのはかなりツライ。
仕事していてもいつまでも指先が冷たいし、なんだかのどはイガイガ、背中もゾクゾク、
この時期恒例の風邪をひいてしまいそうで、慌てて葛根湯を飲んだりしている。
でも、寒い外で1日中仕事している人のことを考えたら、まだ部屋の中にいられるだけ幸せ。

寒の入りに入ったらしいので、これからしばらくはじっと寒さに耐える時・・

年賀状、出していなかった人から来て返事を出そうとしたらとうとうプリンターが壊れてしまい、
去年から安くなるのを待っていた最新式のプリンターが初売りでエライ安くなっていたので買ってしまいました。(248だったのが168まで下がってた♪)
TVで宣伝しているきゃのんのプリンター。
もう、すっごいの一言。無線ランで家中のパソコンから印刷できるし、
なんとiPhoneからも専用のアプリEasy-PhotoPrintをダウンロードすれば簡単にプリント可能。
試し刷りも簡単なのに、写真用の紙を反対にセットしてしまってインクがいつまでも乾かないけど。
(教訓;印刷したい方を下に向けてセットしましょう)コピー機にもなるそうです。

いやー・・文明の利器だけが周辺に揃ってしまって、頭がついて行きません。
全てダンナの指導の下やってるだけなので、「お前、ちっとは自分で考えろ」と言われてますが。

年末年始に帰っていた娘が「これで検索したら残り物で献立教えてくれたりするよ」
と教えてダウンロードしてくれたのが「クックパッド」のアプリ。
料理本やTVの料理番組の代わりに、スマホでレシピを見てお料理する時代なのね~

携帯にウトい彼のお母さんもこれだけは使っているそうです。
私もさっそく、お節料理の2品をクックパッドのレシピで作ってみたけど、
見ながら作れるのでなかなかいいです。
画面が小さいから、iPadなんかあるともっと大きくて見やすいだろうな。
そう、お料理上手な母親の元でお手伝いしながら母の味を伝授できる娘は幸せだし、そんな家庭の家族は幸せだけど、そうでない母もいるわけで。
お料理するのが苦に思うのは、レパートリーが少なく、料理に自信がないってこと。
もし料理上手だったら、きっと料理するのは苦にならず、今度はこれ作ってみよう、あれ食べさせてあげようとどんどんレパートリーが広がっていくと思うのです。
胃袋をとりこにしたら、きっとその夫婦は生涯仲良く、その子供たちは生涯母の味を懐かしんで、その家に集まる人々は絶えないに違いないし。

だから、私もこれからなるべく美味しそうなレシピに挑戦して、新たなメニューを作っていきたいと思うこの頃なのです。






あけましておめでとうございます。

年末はちょっとアップアップしていましたが、
どうにかこうにか無事に新年を迎えることができました。

思いがけず、イブの食卓は息子のおごりのにぎりずしが並び、私たちとおじいさんにそれぞれプレゼントまで用意してくれていたのです。
おじいさんには帽子、ダンナにはネクタイ、私にはストール♪
息子からクリスマスプレゼントもらうなんて初めて!
それが桜色にグレイがかっていて、息子のイメージする私の色がわかったような気がした。(あの子が生まれる前に作ったワンピースと同じ色でビックリ)
お寿司も美味しかったので「来年のイブもお願いね~」と言うと、
「来年も彼女作るなってこと?」と来た。だよねー

クリスマスからこちら、連日寝るのが12時半~1時の状態で、
年賀状も書かなきゃいけないというのに親戚の不幸があったりして夜も大忙し。
お通夜の翌日も会社は有休自粛期間なので、葬式の後急いで着替えて午後から仕事したり。
年賀状もコメントなしだとなんだか申し訳ない気がしていちいち悩むから時間がかかるし。
(そのわりには大したことも書けずに字も汚くてしっちゃかめっちゃかになるんだよね)
なんとか遠い所から小出しに投函し、家の掃除もうわべだけは片づけて、
それも早くから娘夫婦が泊まりに来たので、実質我が家の正月行事は29日から始まったようなもの・・

おかげさまで家族全員と今年はお婿さんまで勢ぞろいして、和やかに元旦の朝を過ごしました。
・・というのは私の日ごろの労力のタマモノにほかならないのですが。

簡単にはいかないよね、主婦の仕事・・
部屋片づけるのもふとん用意するのも、食べる準備もホント大変。
土曜日は外食したけど、息子が仕事で遅れてお店に3時間以上もいて帰ったのは12時。
遅れて合流した息子はネクタイ姿が妙に凛々しかった。
いつも残業だらけでまともに帰ってきたためしがなく、いつまで続くのか心配ではあるけど、なんとか一人前になるまでは頑張りたいそうだ。
そろそろ試用期間が終わるので、それから先どういう風に転ぶか、なってみないとわからないようだ。

日曜日はみんなが別行動。この時期には珍しく朝から大雨、親戚の家でもちつきを手伝い、しめ飾りを飾って台所の掃除をした。
大晦日は買い物とお節の準備。
もう簡単に、食べるものだけ作って、田作りきんとん昆布巻きや煮物は市販のもので揃えた。
夕食は戴きもののカニを肴に究極の酒で乾杯し、年越しそばを食べて、紅白の結果を待たずに初もうでに出かけ、除夜の鐘を打って帰った。

寝たのは夜中2時前だったけど、元日の朝は9時集合なので大急ぎでお重に詰めてお雑煮作り(汗)
なんとか無事に食べさせて、お昼に娘夫婦は帰っていった。
今頃あちらの実家へ到着して、今度は彼のお母さんの方が大変だ。

これで孫とか生まれて連れてきて、今度は息子がお嫁さんもらったりして連れて来たら、もっと気ぜわしいだろう。
迎える方は大変だ。。まずは婿さん1人で徐々にお客さんに慣れていかなくちゃ(笑)

でも、誰も帰って来ず、寄ってこなかったらこないで寂しいだろうしねー
来てくれるだけでありがたいと思わなくちゃ。

だけどー今年はのんびり行きたいものです。(絶対、無理だろうけど)





いつも期限が迫らないと動かないのは私の悪い性格だ。
今年もあと1週間!
元旦到着の年賀状の期限はあと2日!・・うっ、後がない。

大掃除も最後の2日でやればいいやと甘い考えでいたら、早々と28日から正月休みに入る娘夫婦が里帰りで泊まりに来ると言う。
金曜日は2人が出会ったゼミの飲み会なんだって。
ついでに年明けまでうちで過ごして、元日の昼から休みの後半は彼の実家へ行くらしい。
それはいいけど、それまでに片づけろと?
あたしゃ29日まで仕事なんですけど。。(いつもは30日までなんだけど日曜だから1日得した)
イブも仕事だし、だから今日1日でどこまでできるかがとても重要なのです。

なんだか落ち着かない今日この頃・・
先日の日記にも書いたけど、じっくりと落ち着いて考えられない。
ものごとを整理して、段取りよく、さくさく進められたらいいけど、
私はこの分だと、パーキンソンよりアルツハイマーになりそうだわ。


久しぶりのひとり言
今日は2週に一度のじーさまの病院つきそいの日。
診察は午後からなのでいつもは半日仕事していたんだけど、
たまには朝ゆっくりするのもいいかと思って有休をとった。

朝から晩までいっぱいいっぱいで、1日24時間では全然足りない。
せめてあと2時間くらいはのんびり一人で好きなことしたりする時間が欲しい。
最近iPhone5に乗り換えたので、もっとじっくり機能を使いこなせるようになりたいし、
食べた分だけ運動もしたい、テレビも見たい、ホントは毎日日記も書きたいけどこのざま。
洗濯してもたたんで片づけなくちゃいけないし、流しには後片付けが待っている。
あーせいこーせい、何かないかとダンナがうるさい。
そうこうしてるうちに日付が変わりせっかく届いた美顔ローラーも試す時間もありゃしない。
読書どころか新聞チラシもところどころしか目が届かず、買ってきた雑誌も読まずに片隅に置いたまま・・

時間がないのにやりたいことがあり過ぎるんだよねー  ・・(--;)


この前久しぶりにダンナが1泊2日で出張に行った時、
「おじいさんはお弁当にして、どっかで食事してしゃべろうよ~♪」と友だちが誘ってくれたけど、
こんなまたとない機会、とにかくひとりの時間がほしくて断ってしまった。 ハハ・・

私の妹たちや親しい友だちは、子供の手が離れ、旦那さんにも手がかからず(手をかけず?)
仕事もセーブして自由な時間を満喫している人ばかり。
女同士で旅行に行ったり、カルチャーマダムしたり、家事もキッパリ分担して羨ましい限り。
きりきりまいまいで仕事して、ダンナとじーさまの面倒を見て、自分の時間がないと嘆いているのは世の中で私だけではないかと思うくらいだ。

それでもダンナは「お前くらい楽で幸せな主婦はいない」とのたまう。
確かに経済的には余裕も出てきたし、いろいろと引っ張ってくれるから楽ではある。
その自信どこから湧いてくるかと思うくらいの口調で言うからおかしいんだけど、そういうもの??
まぁそれが許せる人だから一緒にいられるのかもしれないけどね。

会社の独身3人組の一人が来春、寿退職することになった。
転勤族の彼も40過ぎの独身で、合コンで知り合って意気投合したそうで、
お互い趣味も合ってそろそろ人生の伴侶を、と思うタイミングがぴったり一致したみたいだ。
いつも楽しみなドラマ「結婚しない」で菅野美穂のお母さん役の市毛良枝のセリフ、
「結婚はゴールじゃなくスタートだから、一緒に歩いていける人を選びなさい」は印象的だった。
彼女は今まで実家暮らしでお弁当作りも夕食も母親まかせの生活で、この世の”めんどくさいモロモロのこと”を避けて年齢より若々しいまま暮らしてきたわけだけど、結婚して家庭に入ったら彼と2人で全部しなくちゃいけないんだよね。
考えてみれば、私はこの生活を30年もやっているわけで、自分でも偉いなぁと自分を褒めてあげたい。

あ、彼女、新居も引っ越しは面倒くさいから今の彼の部屋にそのまま住むそうです。
結納はもちろん省略。それはわかるけど、
結婚式も面倒くさいからあげたくないと言ったら、それは彼も反対したんだって。
おいおい、せっかく可愛いんだから、もっと夢を持って、素敵なドレス探しなさいよ!

     ※写真は私のお気に入りのメガネ入れのわんちゃん。はずした時はお口に収納。
伊予っ(イヨッ!)日本一!!
やった、やったね、バリィさん!
まさかまさかと思っていたけど、
ホントに全国のゆるきゃらでエントリーした865体の頂点に立っちゃた。。

テレビで殿堂入りしたくまモンから優勝トロフィーを受け取るバリィさんの姿、なんかすごく感慨深かった。
だって、初代グランプリは生まれ故郷の、2代目は第二の故郷のゆるきゃらなんだもん。

右上の写真は地元紙の切り抜き (折り目がついててお見苦しい)
このところ新聞紙面がとってもカラフルで、思わずスクラップ始めました。
なんでも、愛媛の魅力を全国にPRする伊予観光大使(愛称:いよかん大使)に就任することになったんだって。
わずか3年前に今治の印刷会社の若いOLが生み出したキャラクターがこんなにメジャーになるなんて、まさに彼女は『時の人』で『救世主』

いいな~ 運を持ってるんだよね、そういう人って・・

それに、景気低迷している今治の町を活性化しようと、B級グルメのPRに立ち上がる地元の人たちのパワーも見習わなくちゃいけない。

今日はお祝いにバリィさんケーキでも買おうとお店に走ったけど、夕方行っても残っているはずないよね~
なんだか、これからどんどん新商品が出回りそうで楽しみです。

今度、お店にどんなものがあるか見てこよう。


ああ、やっとできた。
設定音痴のおばさんが時代の波についていくのは大変だ・・

IDとパスワードを設定し、携帯とパソコンを連動させて、たまったポイントを使ってお買い物するという一連の作業になんと3日もかかってしまった。

そもそもパスワードってのがややこしい。パスワードって携帯の最初に登録した4ケタ?それとも変更した方?
いや、IDっていうのもどこも同じにするべきかとか基本が全然わかってないから混乱するんだよね。
自分で作ったのをそのまま入力しているのに何度やってもエラーが出てしまう。

「なんで?今登録したのにどこが違うの?」

仕方なくパスワードを変更してもやっぱり最後の段階でログインできない。
もうログイン恐怖症だよ~

そのうち、変更しまくったパスワードのどれが本物か訳わからなくなってきて、
やけくそで3回立て続けに間違ったらその日はもう使えません、って出てきてガッカリ。。
携帯とパソコンが連動していなかったのが原因のようだったけど、
そこでもアタフタして「時間切れで無効」みたいなコメントが出て、夜中遅くまで起きてたのが無駄になったり。

知らないうちにポイントが2万近くたまっていて、近々他社へ乗り換える予定なので、解約前に是非ともそれでお買い物したいと思ったのです。
そんなサイトがあると知ったのも、つい最近のことで・・

で、今日は心落ち着けて、もう一度初心に帰って「はじめての方へ」という注意書きを読み直し、質問サイトへも飛び、携帯で1から確認し直して、パスワードももう一度別のものに変更。
再びパソコンの方も同じものに変更してやり直したら。。できた!

欲しいもの4点ゲット!
でも、ちゃんと届くか、届く前に新しい携帯が来て解約したらアウトだけどね。
いい勉強になりました。何事も途中で投げ出さず、再トライあるのみですね。
急に寒くなって、ストーブにコタツにダウンと一気に冬支度が進んだこの頃です。

今日はひっさびさの有休。窓から朝日が差し込んで、部屋の中はぬくぬく。
朝のこの時間に家にひとりでいられるなんて極楽、極楽・・♪
とはいえ、目的はじーさまの検査につきそって大きな病院へ出かけるという用事のための休みなので、あと1時間もしたら出かけなきゃならない。
よく転ぶので、一度きちんと脳を見てもらってそれなりに薬の処方を変えようということで、かかりつけの先生から紹介状を書いてもらったのです。
あー まだ時間があるというのにじーさまから電話だ。


ーってことで、ドッと疲れて今さっき帰ってきた所。
やっと遅いお昼を食べて、見たらもう夕方4時を回ってる・・
あーあ、何にもできないわ。

大体早めに行きたいのはわかるけど、早く行き過ぎ!
12時半の予約なのに11時にタクシーを呼んだからと10時過ぎに呼びつけて、予約時間の1時間以上も前から待つ羽目に。
そこからさらに1時間以上えんえん待たされて、せっかくの休みがまる潰れだよ~(涙)
先生の診察は思いがけず丁寧で、問診の時間も一人一人長いから時間もかかるんだろうけど、毎日あんな状態なんだよね?
午後になっても午前中の診察が終わらずに昼休みもなく午後の診察が始まる・・大病院の医師や看護師って体力ないとできないなと見ていて実感しました。

脳の内部は小さな隠れ脳梗塞も見られたけど、それも年相応らしい。
運動機能に影響してるからよく転ぶみたいだ。
また月末にMRIをとらなくちゃいけない。
もう夕食の支度の時間だし、ホーント疲れたよ~(--;)




登りより下りが大変?
登りより下りが大変?
登りより下りが大変?
娘のだんなさんは学生時代に石鎚山で1週間、荷物運びのアルバイトをしたこともある健脚の持ち主。
下の登山口から上の山小屋まで一日に数回、重い荷物をしょって運んでいる若者を見たことがあるけど、あれをやっていたなんて信じられない~!「もうしたくないです」と笑っていたけど。
土小屋から何時間で登れる?と聞いたら、「2時間ちょっと」と言ってたけど、私たち2時間45分くらいかかったよ・・
今回久々に登って自分の体力の衰えに気が付いたダンナ、
「足ひっぱることになると悪いから一緒に登るのはやめようや」と言い出した。大丈夫よ、娘の方は私たちと大差ないんだから。

若者やいかにも山に慣れた登山者は恰好からして、しなやかな筋肉のついた足どりからして違う。

でもね~、やっぱり杖はあった方がいいと思う。
軽々と2本の杖を交互に使って凍った山道を的確に歩いて行く人たち。
杖って年寄りだけが使うのかと思ってたけど、地面が滑るようなところでは足がかりとなるし、とても安定して歩きやすそうだ。
実際、下りでは足元が滑って2回も尻もちをついてしまった。それも、下りだからとリュックを代わって背負った時。思わず手をついて少しひねってしまったり、全く危なっかしい。
安いものでいいから、伸縮性のある杖を1本。今度こそ用意するぞ。

登りで3時間、下り2時間。こんなに登っていたのかと思うくらい、下りは長い。休憩なしでどんどん行くから、余計にきつい。
私の場合、ポカリを飲んでチョコを食べたらホントにスーパーチャージして元気復活、早足になるのでダンナが不思議がるんだけど、そのうちおなかが痛くなってきたので気づかないふりして先を急いだ。
青い空と青い瀬戸内海の間に白い雲海が広がっていた。
早くから登ったので、下っていると逆に下から登ってくる家族連れとたくさんすれ違う。
上の方ならいいけど、かなり下の方で暑いので薄着して普通の靴で登ってくる人たちも。
あの人たち本当に頂上まで登る気なんだろうか。今からだと夕方暗くなるのにね。

ようやく土小屋に到着。登山でなく観光で来ている車も道路いっぱいに沸いていて、無事トイレも済ませ、美味しいうどんを食べて帰りは紅葉を愛でながら家路についたのでした。

やっぱり日本人に生まれたからには、いつか富士山に登ってみたいものです。
実現できるかな?


やっと登った!
やっと登った!
やっと登った!
先週の日曜日、とうとうダンナと二人で西日本一高い石鎚山(1982m)に登った。
11月初めとあってふもとの山々は紅葉で色づき、5時半に家を出て登山口に着いたのは7時半くらいかな?
すでに10数台ほど車が止まっていて、たくさんの人が登り始めていた。コンビニで朝食用のおにぎりしか買わなかったのでそこの売店で買おうとしたら何もなく、2個入りのふかした芋まんじゅうを買い、思ったほど寒くなかったのでダウンは車の中へ置いて出発した。

天気は良好。トレッキングシューズも山道だと普通に歩きやすい。
最初は楽勝だったけど、上り坂が続くとすぐに息が上がってしまった。
つらい丸太の登り坂を上がると見覚えのある風景が広がって、20年前と同じ場所で小休止。
山頂近くの木の枝はまっ白な霧氷で覆われ、北側の山道にはうっすらと雪や霜が残っていた。
日が高くなるにつれてそこかしこから氷が解けるチリチリとした音が聞こえ、木々の霧氷がパラパラと落ちてくる。
一度ドサッと頭の上に氷の塊が落ちてきて、「いた~」 こりゃ落石注意じゃなくて、氷に注意だわ。
だけど、不思議。小さな石炭みたいな形の白い塊のまま、解けずにそのままの形で積み重なっているの。
それだけ気温が低いってこと?ちっとも寒くないんだけど。 
暑くて途中でパーカー脱いで帽子も手袋もはずしたくらい。(着こみ過ぎて背中に汗びっしょり)
まぁそのうち汗が冷えて寒くなったので再び着こんだけど、どうにも暖パンの下にはいてるタイツが窮屈で歩きにくいし暑いしで、道端の小屋を見つけてダンナに見張ってもらって脱いだのでした。はースッキリ! 

ようやく二の鎖に到着。途中、追い抜いたのにこっちがへばって休んでいるうちに追い抜かれた老夫婦と再会する。
「お元気ですね。お幾つですか」と聞くとナント83歳と80歳のご夫婦。年に8回は登っているけど、最近はめっきり足が弱って・・と笑っていらっしゃる。それに負けてるんですけど、私たち。

鎖を登るか、安全に回り道を登るか、みんな悩んでいたけど、私らは迷わず鎖に挑戦することに。
「右は下り用だから左の鎖を登ってください」と、下の方で他のグループのリーダーのような人の声がしたけど、どう見ても右の鎖の方が登りやすい位置にあるので、たびたびそちらを使って登った。
半分行ったところで難所があって、大きな岩で足場になるようなくぼみがどこにもない。
足が、届かない。 私の上にもう一人、私と同世代の女性が立ち往生・・
ダンナが下から指示を出すけど、その人なかなか動けず、私も思わず彼女の重そうなリュックを下から押し上げたり、靴底を支えてあげてなんとか上に上がれた。
鎖を登りきったところで、もうヘトヘトで、しばらく動けなかった。
男の人たちもあの難所では苦労したみたいだ。私はリュックもなくてこのザマなのに、他の準備のいい人たちは酸素ボンベまで背負ってるからその分余計に荷が重くて大変そうだった。
ダンナもリュックごと背中から落ちそうだとヒヤヒヤ・・(重いカメラまでしょってるので)
後から登ってきた男性リーダーの人が「よく登れましたね」と声をかけてきて、
「空気が薄いから余計きついんですよ。2回吸って1回吐くくらいが丁度いいですよ」
と教えてくれた。同じくらいの年代の人たちが多くて、もうみんなお友だち状態で。。
その女性と頂上で会った時、「ありがとうございました。あのままじゃ上にも下にも動けなかったから」とエラク感謝されたけど、お互い様だわよね。

頂上の景色は最高!お天気が良くて、お日様のおかげで寒くなかった。
けど、その先の天狗岳に登る余力は残ってなかったので、写真だけに収めた。
昔は子供たちとあそこまで登ったのに残念だけど、山小屋で飲んだあめ湯は甘くてあったかくて最高でした。

続きは後ほど・・




もうすぐ10月も終わる
今日は十五夜だというのに厚い雲におおわれていた満月。
秋も深まって夕暮れの時間が一気に短くなってきた。
仕事帰りにスーパーで買い物しているうちに日が落ちて、外に出る頃にはもう薄暗くなっている。
毎日追い立てられてるうちに、もう10月も終わる。早いものだ。。


先日の日曜日、せっかく皆で5時に起きてリビングに集合したんだけど、
パソコンで天気図開いてみると雨雲がどっかり居座っていて、
登山口にあるライブカメラを見てもまだ夜明け前で真っ暗で何も様子がわからない。
「どうする?登る?」「やめて次にする?」「行くだけ行ってみたら?」と話し合い、
「やっぱり雨の中登るのは足元すべって危ないからやめよう」とダンナの一声で解散、寝なおしすることになったのでした。

次に目が覚めた時には外はえらくいい天気でまぶしかったので一瞬「なにこれ」と怒ったけど、
再びパソコンでライブカメラ見たら、あっちは霧がたちこめていて空は真っ暗。
まぁそんな中、登山口には車もちらほら止まっていたから登ってる人もいたみたいだけど・・

しっかし、登ってもいないのに、最近ずーっと体のあちこちが痛いのです。
肩こりに手のしびれ、足も腰も痛くなって、目はかゆくてシパシパ乾くし、だるくていつも眠い。(仕事は休まず家事も休まずやってるけど)
季節の変わり目だからかな~
稲刈りの季節はアレルギーっぽい症状が出るからそれもあるんだろうか。

偉そうに山登りなんて言ってるけど、ホントに登っていたらこんなんじゃすまなかったかもね・・

さて、あんまり夜更かしすると更に睡眠不足になるから、今日はこの辺で。




しばしの休息

2012年10月21日 日常
今日は朝から雲一つない日曜日。照りすぎて暑いくらい。
この太陽の光を半分でいいから来週にとっておきたいんだけど。

実は来週、山登りする予定なのです。
週間天気予報によると今度の土日はどうも曇りで降水確率も40%のようだ。
山は天気が変わりやすいし、ガスでせっかくの景色が見れなかったらショックだ。
山頂の紅葉は10日頃がピークで、今はだんだん下界の方へと見頃が移ってきたみたいだし、
寒いだけで景色も見えない登山なんて絶対避けたい。(今まで登った3回とも晴れだったのに)

登山用品はめちゃめちゃ高いので、靴は店頭で種類とサイズだけ確認してネットで買ったし、
下着はユニクロ、上着とズボンはスポーツ量販店で購入。手袋は100均で買う予定。
靴に慣れようとウォーキングにはいてみたら、なんだか勝手が違って疲れてしまう。いつものやつは(リーボックのイージートーン)クッション効いてて厚底だけど、まさか山道をそんな変わった靴底で登るわけにもいかない。
ーでも最近はホント歩くのサボってるのでどんな靴で歩いても足が重いのです(^^;)
トレッキングシューズは足首まであるので後ろの方が当たるのが気になるし、地面が近く感じる。
まぁ、普通のロードを歩くのと山道歩くのでは違うよね。昔は何も考えず、手持ちのスニーカーで登ったことを考えれば、贅沢言うな!ってことですが。

ダンナはまったく試しに歩こうともしないので、ホントに大丈夫かな?
婿殿の手前、登るにゃ登っても、帰った後が「あそこもここも痛い」とうるさく言いそう。
娘夫婦、今週も足ならしに大山に登っているそうです。今日はお天気バッチリだろうな♪


ところで、研修中の息子、毎日頑張ってます。
昨日、できたての名刺を「こういう者です」と渡してくれた。(^^)
今どきのカタカナとアルファベットの混じった長い肩書の営業企画事業部・・

新卒でこの内容だったらちょっとキビシイかもしれないけど、(いやこんなものかもね)
おかげ様で?先輩たちと同世代でそれなりに覚悟もできているので、
わりとスムーズに受け入れて馴染んでいってるみたい。
なんたってやっと見つけた仕事だから。

夜遅く帰ってきても、翌朝ちゃんと自分で起きてきて颯爽とスーツ着て出かけるし、
今までのいつまで起きているのか、朝も何時まで寝ているのかわからないようなプー太郎の生活が嘘のようだ。
世の中の若者にちゃんとした仕事先を与えたら、それなりに真面目にやるんではないかな。
働きたくても力を発揮する場所がないからいけないんだよね。
早く仕事を覚えて、続いてくれるといいんだけど・・

平日は息子が夕飯時にいないので、じーさまの送り迎えが大変になった。
子供たちはそれぞれ独立し、今度は年老いていく親のことが気になる時期だ。
実家の父も脈拍の数が少なくて心配したけれど、心拍数は正常で、すぐにはペースメーカーを入れなくてもいいらしい。
人間、いつまでも心配ごとから離れられないものだけど、しばし、のんびりしていたいものだ。

10月15日の日記

2012年10月14日 日常
娘は無事に嫁に行き、ずっと悩みの種だった息子の就職も決まり、
なんかこの日記もここで完結?という雰囲気ですがー

しかし人生これからもずっと続く訳で、ここでいろんなこと吐き出して考えを整理したりスッキリしたいのも確か。

日記とか写真とか形で残した忘備録がないと、記憶ってあいまいにしか残らない。
人は忘れやすい生き物だからね。
思い出したくもない嫌な出来事はなるべく忘れ、嬉しかったこと楽しかったことはきちんと後に残して行きたい。

同僚に海外旅行が趣味の人がいるけど、
いつどこに行ったか、どこがキレイで何が美味しかったか、ろくに覚えていないそうだ。
写真も撮らないし、つらつら日記なんか書くタイプじゃないからだろうか。
憧ればかりで海外に行ったこともない私からすると、せっかく行くのにすごくもったいない話・・

その彼女はきれいな花や風景を見てもそう感動しないし、たいして物欲もないのでウインドーショッピングが嫌い。
スーパーに行っても、目的の食材のところへ直行して他の物には目もくれない。

それでも、旅行は大好きでいつでも行きたいそうだ。それも海外。ふーん・・
「じゃあ、せめて写真だけでも撮ってみたら、きっと少しは後に残るはずだよ」と言うと、
「でも、写真なんか何枚撮っても、わざわざアルバム開いて見ることもないでしょー」だって。
あ~ こりゃダメだ。



携帯鳴るのずっと待ってたんだけど、昼休みを過ぎてもならなくて、
あぁまたダメだったか・・と考えると胃の辺りが痛くなっていた私。

この前のがダメで風邪ひいて2日寝込んだ翌日に、別の会社の面接に行った息子。
その場で翌日の2次面接に来てくれと言われ、その感触もよかったと聞いていたものの、
昔っからあの子の楽観的な結果予想に裏切られ続けてきたので、半信半疑だったんだよね。

何やっても中途半端で、どこ受けても落ちる。息子を雇ってくれる会社ってあるんだろうか?

もう、かなり自分でも限界を感じてた。
度重なるダンナとの言い合いも、そのことが原因の大部分を占めていたし、
つい最近、あまりに理不尽なダンナの振る舞いに完全に頭に来た私。(もう最低××)
よっぽど帰ってしまおうかと思ったけど、会社をみんなに黙って急に辞めるわけにもいかず、
いつものことながら自分の運命を恨んだけど、私ってかなり逆境に強い人みたい。
職場では顔を合わすけど、完全に家ではダンマリを決めて、ただの同居人で数日いたところでもあったのです。
仕事もキツキツで、家庭も暗くて、そりゃ胃も痛くなるよなぁ・・

「期待せず、夢見ず甘く考えず」が私の信条だったけど、ここらでホント決まってほしかった。
ネットで受けた会社のことを調べたら、社員の平均年齢も若くて急成長な分野。
なかなかいい感じだし、なんとかここらで決まってほしかったんだよね。


そしたら、夕方近くになって、ダンナの携帯が鳴ったのです。
「そうか、よかったな。おめでとう」
「ん? おめでとうって言ってるよ」と隣りの子もやはり気になったみたいで。
思わず振り向いてダンナの顔を見たら・・指でOKのサイン!
「やった~☆」心の重荷がようやくとれた思いがした。


2度目の就活も、これで終了です。
卒業証書は手にすることはできなかったけど、どん底で帰ってきてから1年半。
10月からやっとやっと社会人スタートです。

営業で実力主義でなかなか大変な業界だけど、これまで力を温存していたんだもの。
持ち前の社交性と馬力でバリバリやってくれると信じております。

もちろん、その日の夕ご飯から私ら夫婦の会話も復活したのは言うまでもありません(^^;)



えっ、くまモンが出ない?
先日新聞の片隅に写真つきで、「くまモン余裕の不出馬」という記事が載っていた。
昨年のゆるきゃらグランプリで優勝して、全国的にも有名になって地域も活性化したので、
他のきゃらにも人気を得てほしい・・と記事には書いてあった。

そんな~! バリィさんとの対決が見られなくなるってこと!?
まるでAKBの前田のあっちゃんがいない後の大島優子の立場と同じじゃないの。
つまんなーい!
どうせ優勝するなら、ライバルに勝ってこそ達成感も倍増するのに。

今でもバリィさん人気は上昇中で、くまモンが出ようが出まいが今年はかなり優勢のはず。
まぁ、くまモン人気は絶大だから、もしかして今度出てバリィさんに敗れるような汚点がつくより、
現状維持のまま不出馬宣言した方が賢い選択なのかも・・


しかし、「こんなことが新聞記事に載るようなご時世なのね~」と思っていたら、
その日の夕方のニュースで、なんと愛媛県庁にバリィさんが訪問していた!

県知事さんに今年のゆるきゃらグランプリの県あげての応援をお願いに来ていたのです。
そーなのよねー 確かにバリィさんは今治出身で、その他に県にはゆるきゃらが多数存在するんだよねー
その辺の結束力の弱さを心配したのか、わざわざ県庁にまでお願いに行ったのかな。
中村知事も爽やかな笑顔で、
「愛媛には『みきゃん』や『にゃんよ』などのゆるきゃらもいるんですが、彼らには応援団に回ってもらってバリィさんを応援しましょう!」と固い?約束。
周りには、みきゃんやにゃんよも同席していたというセッティングの良さ。

しかし・・
「こんなことが夕方のテレビニュースで流れるのね~」と再び感心した1日だったのでした。




この3日くらい気温がぐっと下がって、会社でもクーラーやめて窓を全部開けるようになった。

暑さ寒さも彼岸までというけど、この温度変化はなんか劇的。
寝ている時、枕元の窓から冷蔵庫を開けたような冷たい風が吹いてきて思わず窓を閉めた。
この夏弱って5回も点滴を打ったじーさまは、涼しくなったので熟睡できると喜んでいる一方、
主人と息子はさっそく風邪ひいてゴホゴホ(ホントうちの男たちは大きいくせに弱っちいわ)

まぁ、彼らが風邪ひく理由というのも何となくわかるけどね。

2人の真ん中にいる私ー
息子、4月から全戦全敗中。
頑張ってるけど、なかなか巡り合えない仕事先。
夜遅くなる仕事や早朝3時から始まる仕事と、いろんな会社をハローワークから見つけてくる。
そのたびに、もしそこで働くことになったら・・なんていろいろ想像してみる。
そのたびに、「もっと他にいいとこないのかな」と内心ないものねだりしてみる。
もっと大手の企業で、普通のサラリーマンみたいな仕事で、もっとあの子に向いていそうな会社で働かせたいと親心で思ってみる。

「あいつは働く気あるのか」「お前がちゃんと言わないか」と、時折ダンナは私に向かって毒を吐く。
いや、直接あんな言い方されたら本人の方が傷つくから、私を介して言ってくれた方がいいんだけど、やっぱりズシンと響くわけよ。

「ちゃんと探して頑張ってるよ。今度こんなとこ受けるんだって」と状況を説明すると必ず、
「給料少ないしボーナスなくて、結婚なんかできるか」
賞与がある所でも内容聞いて「そんなとこで働いて将来どうするんだ」
と次から次へ難癖つけるけど、(ホント文句ばっかり!)
そのたびにそこも不採用になって、その話はいつも‘ご破算‘になってしまう。

まだ大学生だった頃、息子はUターン就職に否定的だった。
「帰れ帰れと言うけど、そっちに帰っても働き口ないのに帰る意味ってある?」と高飛車だった。
ところが、こっちへ帰ってきて以来、じーさまを買い物や病院へ連れて行ったり、毎日夕食後に車で送って行ったりしているうちに、180度考え方が変わったようだ。
自分が就職しても面倒が見られるように、できるだけ近くで仕事を探そうと思っているようだ。

いろいろ脱線続きだったけど、もし順調に進んで息子が都会で就職していたら、
こんなじーさまに対する優しさや気遣いは生まれなかっただろうし、
息子の手助けのおかげで今の生活があるのも確か。

だから、何でもものは考えようなのかもしれない。

今までのところを落ちたのは、もっと息子にとっていい会社があるということで、
そのうちきっと、いい所が見つかるだろうと。

それに一生ひとつの会社で働く時代じゃないし、とりあえず何か最初に仕事して、徐々にステップアップしていければそれでいいじゃないとも。

息子よ、気落ちして風邪なんかひいてる場合じゃないよ。
明日はまた面接でしょ、頑張って!



うちの会社の事務員は、ここ4、5年、1人減りはしたものの顔ぶれが変わらない。
昔は事務所にも若い子がいて、その子は数年のうちに結婚しておめでたになって辞めていき、
入れ違いに新しい子が入ってフレッシュな風を送りこんでくれていた。

しかし、今いるメンバー、既婚が私を含めて2人、あとは結婚より自由をとりたいハイミス3人組。
確かに入った頃はみんな若かったけど、年々年を取っていくのは事実。
気がつけばいつも同じ顔ぶれで、しかも平均年齢が40才を軽く超えるようになってしまった。
男性の独身社員の立場に立ってみれば、社内恋愛から結婚へ発展するような望みもない顔ぶれで、誠にお気の毒な話。

一方、彼女たちからすれば、うちの会社の男性には大した生活力もなく対象外。
今まで思いっきり自由を満喫してきたのに、今さら家庭に縛られる気はないみたい。
中には彼もいて結婚願望のある人もいるけど、子供を産むにはリスクがあるし、なかなか一歩が踏み出せないようで。。

私は2年ほど前が更年期のまっただ中で、とにかく来る日も来る日もだるい毎日を送っていたけど、それが、どうも彼女たちの身にじわじわと押し寄せ始めているようだ。

一番健康的で病気で休んだこともなかった人が半月以上前から夏バテのようになって食が進まなくなった。
あちこち病院に行ったりして薬も飲んでるけど、食べれないから弱る一方。
とうとう1週間休養させてくださいという電話が入り、それでも1週間休んで治るものなのか、別の病気があるのか予測もできない。

他の子もストレスからか急にまぶたや唇にまでじんましんが出て病院に走ったり、これもある種の更年期の序章なのかも。
ただでさえ一人足らずにギリギリの状態でやっているのに、これ以上故障者が出て休まれたら仕事が回らないし、みんな若くないから以前のような馬力もないんだよな~

あーあ、今日も忙しいんだろうなぁ・・(げっそり)


山登りのお誘い

2012年9月17日 日常
今回の連休、台風のせいでせっかくのレジャーが台無しになってしまった人も多いはず。

実はアウトドアな娘の彼は登山も好きで、3か月に一度はどこかの山に登っているらしく、
今度は娘も行くので一緒に石鎚山に登りましょうと先週からお誘いを受けていた。

「え、私たちも一緒に?」
新婚時代に1度、子供たちが小さい頃に2回登ったとはいえ、あの頃はなんせ若かった。
今の体力では・・まったくもって自信がない。
鎖の所でもたもたしていた私や子供たちのお尻を下からグイと押し上げてくれたかつてのダンナはもうヘタっている。

でも、自信がないくせに、行こうと誘われれば心がビーンと動く好奇心。
せっかく娘夫婦が誘ってくれてるのに、断るのも何だし・・

「わしは行かんぞ。代わりに息子を誘って行ってこいや」

「え、登山?何で急に・・」と息子も唐突な誘いには最初乗ってこなかった。

まったく、うちの男どもときたら情けない。
ダンナも冷えたのかおなかを壊してずっと体調悪く会社を休んだり、
私もホントは疲れ気味で薬でごまかしながら仕事も行ってて、この上慣れない山登りなんか急にしたら連休明けがどうなるか、かなり不安だった。

なので、今回の台風接近はちょっと渡りに舟?
この辺りは雨が時折降るくらいで日も差したりしていたけど、山の方は真っ暗で登る状態ではなかったみたい。
でも、2人の車に積んだトレッキングシューズを見たダンナもちょっと心動かされたみたいで、
次回は1か月後、紅葉がきれいな頃にみんなで登ろうということになった。
さ~て、台風のおかげで心と体の準備期間をもらったから、またウォーキング再開して鍛えときますか。



お城がすっぽり工事中
お城がすっぽり工事中
お城がすっぽり工事中
「姫路に来たからには、やっぱり姫路城に行きたいな」
「近くだから、お昼食べてから行ってみる?」

日帰りで時間もないから次にしようと渋るダンナを説き伏せて、
新居見学もそこそこに、4人で食事に出かけた後、お城へ向かった。

以前から、平成の大修復中というのは聞いていたけど、
まさか、こういう形状で天守閣まるごと囲ってしまっているとはね。
しかも、表に天守閣のイラストまで描いてあるし。
「えっ、こんなの見にきたんじゃないんですけど(泣)」
どーりで、遠くから見てもお城らしきものがどこにも見えなかったはずだ。
それと、お城って小高い丘の上にあるものという概念があったのに、
平地にあるので不思議な感じ。

修復中にもかかわらず、たくさんの観光客が訪れていた。
さすがに世界遺産。なんだか土産物屋さんの建物も格が違うし、
お堀も広くてきれいで立派。
ボランティアなのか年配の兵隊さんの恰好をした人たちが門の所で気持ちよく挨拶してくれて、記念撮影をしてくれたりサービスも徹底している感じがした。

途中にひょっこり、姫路城のゆるきゃら発見!
「しろまるひめ」だって!お城をかぶって、か~わい~♪

ここまで来れば、あの建物の中身も見てみたい。
8階建ての工事中のマンションみたいな建物に入っていくには大人1人600円。
15分待ちのエレベーターの手前で、あと200円。おいおい・・

エレベーターに押し込まれて上へ上がると、ガラス張りの向こうには目の前に天守閣。
うわ、どんどん上がってく!

8階が最上階。反対側の窓いっぱいに姫路市内がパノラマのように広がっていて、
姫路駅からの大通りがまっすぐこのお城に向かっていて、お城を中心に町が構成されているのがよくわかった。

修復期間はあと2年ほどらしいけど、この期間に同じ高さの外側から天守閣の屋根や壁を見られたのは反対にラッキーだったかも。
今度はぜひ、工事が終わってきれいに化粧直しした姫路城を桜の季節に見てみたいものだ。


我が家のおひめ様が嫁入りして若殿様と新生活を送っているのは、
かの秀吉や千姫も住んでいたという世界遺産で国宝の姫路城のお城下ー

どんな様子で生活しているのか新居訪問に本州へ渡るついでに、
まだ一度も挨拶に伺ったことのない彼の実家の方に先におじゃました。

しまなみ海道を下りて少し走るとすぐの町で、なんてことはない家からたった2時間ちょっとで着いてしまった。
ただ、真ん中に瀬戸内海があるものだから、普通の陸地と比べると橋の通行料がお高いだけ(片道2200円)
島々を結ぶ橋は全線高速道路になっているので、あっという間に本州の地を踏むことができる。

大きな工場とコンパクトにまとまった市街地を抜けて大きな橋を渡り、
ナビのおかげで迷うことなく家の近くに行けた。
家の前は公園に面していて、隣りと裏は駐車場、裏手に小さな山があるという羨ましい立地。
うちなんか住宅地で、四方を家に囲まれて風通しも悪いし、
窓を開けたら隣りのわんこの鳴き声、網戸にすれば毎朝よその台所から流れる甘ったるい卵焼きの匂いで目が覚める・・(ーー;)

親から譲り受けた土地に新婚当時の30年前に家を建てたそうで、
門から石段を上がって続くお庭が風情があって、玄関入ると正面に和室の続き間。
奥の和室の床の間には、なんと彼が高校生の時に書いたというお習字の掛け軸がユーモラス。

うちとは真逆の和風空間。
家は古いけど、すっきりと風通しがよくて、飾り気なくて心地いい。
「いいですね〜 広々してて涼しいし、老後はこんな家で暮らしたいな♪」
「昔だからこんな建て方で、ずっとこの家。私も新しい家に憧れるんですけどね」
小一時間のおしゃべりではちょっと物足りなかったけど、今度またゆっくり会いましょうということで、姫路へ出発。
でも、行ってよかった。彼の育った家庭のことがよくわかったし、ご両親との距離がまた近くなったみたいで。

山陽道を走って、これまたほぼ2時間で娘の住むアパートへ到着。
築1年の真新しい今風コーポ。若い家族でいっぱいのようだった。

前から頼まれていた自転車と、靴箱を占領していたブーツ4足、クローゼットを占領していた冬用のコート5着をやっと車から降ろしたら、
「粗大ごみ、持って帰って!」と、代わりにマットレスとコタツを押しつけられた。
やれやれ、そりゃ大きい車でちょうどいい足代わりだろうけどね。家に上がる前に大きなお土産頂戴してしまった。


昼休み、会社の電話が鳴ったので取ったら、じーさまからのSOSだった。
「頭がフラフラする。病院へ連れていってくれ」

あーあ、お盆くらいから元気なかったし、食欲も落ちて弱っていたからな~
ペットボトルのお茶を毎日2本は持たせていたけど、2日ほど「まだある」というから渡していなかった。
食事もいつもの半分に減って、好きな桃もスイカも今年は全然欲しがらない。
お寿司を買っていても、「今日はサンドイッチだけでいい」ということが多かった。
オリンピックがあった頃は、「夜中までテレビを見てるので、朝と昼ごはんが一緒になって一食分残った」なんて言い訳をしていた。

「暑くて何するのもたいぎい(しんどい) 食べるのもたいぎいし、お茶飲むとトイレばかり行く」
だから、クーラーかけなきゃだめだって。
お茶飲まないと熱中症になるよと、いつも口酸っぱくして言っていたのに。


電話してくるのはよくよくのことだし、高齢なので用心するに越したことはないと、
午後は早退して病院へ連れていった。
そしたら、8月に入ってから3キロ以上体重が減っていて、血圧も下がり気味。
なんと、じーさまホントに「熱中症」にかかっていた(!)

本人は、頭がフラフラするのは脳に異常があるせいだと思って、
「これから脳神経外科に行って頭のMRIを撮ってもらう」と言ったら、
「これは完全に脱水症状から来ているから、いくら脳を見ても何にもならないですよ」
と先生にしっかり言ってもらって、栄養剤を点滴してくれた。
治るまで数日通って点滴して、治らなかったら入院も考えなければならないとも。

普通、1時間も点滴したら途中でトイレに行きたくなるのに、
家に帰ってお茶を飲んでもまだ行きたくならなかったんだって。
よっぽど体がカラカラに乾いていて、スポンジみたいに点滴も水分も吸い込んでしまったんだろうね。

部屋も涼しくして落ち着いたら、昼食べてなかった分、夕食はぞうすいをペロリ!

今日は息子が点滴しに連れていってくれて、血液検査も大した異常はなかったようだ。

夕食は初めて作ったそうめんチャンプルー
ゴーヤ・赤黄のパプリカ・豚肉・玉ねぎを炒めて塩こしょうし、固めにゆでて洗ったそうめんを加え、だしの素、酒と粉チーズをたっぷり加えてかつお節をのせて出来上がり。

チーズみたいなハイカラな味付け、じーさま嫌がるかも?と少ししか小分けしてなかったのに、
コクがあって気に入ったのか、結局一人分ペロリと平らげてくれた。
食欲も戻ったみたいで、よかった!

まだまだ気は抜けないけど、夏の残暑もあと少しの辛抱・・

これでちょっとは薬になっただろうから、水分もとってくれることだろう。
膝が痛いのも、水分不足からだったのかもね。
それにしても、年よりを見てると年々弱っていくようで心が痛む。
これ以上悪くなったら、いったいどうしたらいいんだろう・・
いつまでひとりで暮らせるのだろう・・

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