我が家には恐怖の開かずの部屋がある。
それは、2階北側の息子の部屋。

「見たか?あの部屋・・お前がちゃんと言わないからだ」と
いつもダンナは言うけど、もう何度注意したかわからない。

見なくてもわかってるから、なるべく見なかったことにしている。
いつも「見るんじゃなかった・・」と開けたことを後悔してしまう散らかりようだ。

「明日ゴミの日だから、ゴミ出しときなさいよ!」と何度言ったことか。

そのたびに面倒くさそうな口調で「はいはい」と返事が返ってくるけど、
今朝もまた出してない。
前回ゴミ出ししたのはいつだ???

床いっぱいにモノが散乱していて、服は脱ぎっぱなし、ペットボトルや缶などで足の踏み場もない。
時々、ドカッとまとめて洗濯ものを出すもんだから、息子の服だけでいっぱいになる日がある。
明日着るシャツや靴下がなくなったら、さすがに困るようだ。
ホント、どういう心境なんだろうか。
単なる面倒くさがりなのか、気にならないのか、神経が1本ずれているのかー

高校生の頃までは、本人が寝ててもズカズカ入っていってゴミを集めて出していたけど、
もう完全におっさんと化した息子の部屋にはなかなか立ち入れない。

AB型だから、たまにめちゃくちゃキレイ好きになって部屋を片付け始めることがある。
昔はコップの匂いをかいで、「このコップ、くさい」なんてうるさいほど神経質だったのに。
しかし、このところ真逆な路線をまっしぐらという感じだ。

別に、社会から隔絶されたひきこもりっていうわけでもない。
毎日仕事に行ってるし、友だちもいるし、定時に帰れるから時間がないわけでもない。
今の部署であと半年働けることになったので、次のステップを目指せるチャンスなのに、
自分の部屋があんな状態では、とてもうまく行く気がしない。

一度すっきり片づけたら、気分もすっきりするだろうに。

もう、いい大人なんだから、親に言われてするよりも自分で気づいて動いてほしい。
あれじゃ彼女連れてくるなんて、まだまだだな~

あーあ、なんでこんな大人になったんかなー
私の子育てはホント失敗だわ。トホホ・・






先日の日曜日、初めてづくしで心細い思いをしている娘のところへ行ってきた。

朝8時に出て、SAで焼き立てパンとコーヒーでモーニング、片道3時間半かけて着いたのはお昼前。
駐車場に車を停めていると、外に出て来て迎えてくれたのは彼。
娘はというと、病人みたいにパジャマ着たまま2階の窓から顔をのぞかせていた。

部屋に着くなり、娘のリクエストだった昼食のホットドック作り。
持参した材料を広げて、ダンナがキャベツとゆで卵を刻み、横で私がウインナーをゆがき、
「キッチンペーパーは? お皿は?」と、慣れない台所のしまい場所を彼に聞いたり、娘が飲み物を用意したりして、4人でテーブルを囲んだ。

この2週間で3キロもやせたそうで、最初はホットドックなんか食べれるのか心配したけど、気分がいいのか2個もペロリ♪
「大丈夫か? 気分悪くないか?」とダンナが聞くと、
昨日から吐き気が止まって、出血の方も落ち着いたんだって。
あ~よかった。

心なしか、彼もちょっと顔が細くなったような・・・
きっと娘に振り回されて大変に違いない。
気の毒に、つわりで料理ができない間ずっと、彼が外で食べ物を調達していたんだって。
なので今回は差し入れに、手づくりのひじきの煮物とおでん、
あと、イチゴになしにピオーネ、ゆでた枝豆、プチトマト、それと「たまごクラブ」を買って持って行った。
昔なら「わたしの赤ちゃん」とか読んでたけど、今どきの育児雑誌って付録も充実しているのねー

2人が富士山に登った話とか、この前の旅行の話、家族の話をしていたらあっという間に帰る時間。。

「え~ さっき着いたのにまた車に乗るの?」という感じ。

やっぱり遠いと不便だな~! 

近かったら、毎週でも何か差し入れに行くのに・・

帰る間際に娘のおなかに手をあてて、
「お母さんをあまり困らせないで、早く元気に生まれてね」と話しかけたら笑っていたけど。

夕方、娘の方から「もう着いた?今日はありがとう」とメールがきた。
きっと嬉しかったんだろうな。
あっという間のひとときではあったけど、行ってよかった。



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