三原浮城まつり
三原浮城まつり
三原浮城まつり
紅葉狩りの翌日は、朝から快晴。
この日は三原の浮城まつりがあったので見に行った。

永禄10年(1567年)毛利元就の三男、小早川隆景によって建てられた三原城。
島をつないだ埋立地に建てられ、満潮時には海に浮かぶように見えたので浮城と呼ばれるようになったそうだ。
今は天主台と舟入櫓の一部しか残ってないが、
当時は本丸から三之丸まであり
櫓(やぐら)が32と城門が14もある大きな城だったらしい。
今の広島城の天守閣が6つも入る日本有数の広い天主台で石垣も立派だ。
一体、どんなお城だったのか、想像が膨らむ。

小早川甲冑部隊の武者行列が、隆景広場に集結していた。
「戦争とかで天守閣が燃えたの?」
「実は、新幹線を通すために壊してしまったんですよ」と婿殿。

なんとビックリ。
天下の要塞だった天守閣と、経済を支える山陽本線との2択だったとは。
確かに港のすぐ前に駅があり、駅から天主台公園は直結しているそうだ。
新幹線の高架下の通路のすぐ横に石垣があって、なんか不思議だった。

Kちゃんが行列の中に「あ、市長と〇〇がいる」と声を上げた。
小1の博士ちゃんの今度の興味は、なんと選挙!
衆院選で当選した議員さんの顔とフルネームまで覚えていたのだ。
「ばーば、何党に入れた?自民党?立憲民主党?」と聞かれてタジタジ。
今度の知事選の掲示板に、候補者のポスターが1枚増えたことにも気付くほど。

この前は、温帯低気圧とか天気予報士になれるかと思うくらい気象の話をしたり
「コロナの新規感染者、そっちは昨日何人だった?」とか聞かれるし、
大人の話すこと、ニュースに天気予報、全てに興味深々なのだ。

だから「この子の前では滅多なこと言わないで」と娘から釘を刺されている。
私たちが遊びに行くことも、前日まで黙っているそうだ。(学校で言いふらすから)
もちろん、にーにがコロナになったなんて、口が裂けても言えないのだ。

お祭りのイベントで、港では海上保安庁の巡視船も見学できた。
紙で作った帽子をもらい、制服着せてもらって敬礼して写真撮ったり、
船の中では、救命ボートの説明や、操縦室では自由に座って見学。
今頃、海上保安庁の本でも借りて、かじりついていたりして。
子供って、未来がいっぱいあっていいな~




コメント

まるこ
2021年11月15日8:47

おはようございます。
素敵!お城でお衣装つけてのお祭りなんて見てみたいです!!
三原城のお膝元歴史ある街なんですね。
それに憧れの海もあるなんて!
なんて素敵なんでしょう。
城もなければ海もない、さいたま市。そりゃ郷土愛も無くなりますって。
ポピーさん羨ましいです。

ポピー
2021年11月15日12:56

まるこさま>ちょうどタイミングがよくて、思わぬ歴史に触れられました。
新幹線は確かに重要で便利ですが、本物の浮城、見てみたかったな~ 
故郷の熊本城といい、地元の松山城といい、立派な天守閣が残った所に住んでいるので、城跡だけなのはやはり味気ないです。
桜の時期に、松山城で武者行列の出るお祭りがあるので、今度はぜひ見に行きたいです。

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