曇天の室戸岬
曇天の室戸岬
曇天の室戸岬
ダンナの体調は回復したけれど、天気は2週も続かなかった。

10月最初の土曜日、安芸市のホテルに到着時は晴れていたのに
朝起きて部屋のカーテンを開けると、雨で屋根が濡れていて、
目の前にグレイの空と太平洋が広がっていた。ウソ~‼(泣)

今回は身の丈に合った感じの普通のホテルで素泊まりツイン。
最上階のレストランも先日の半額で済んだ割にはメニューが豊富で量も味もよく、
かつおのタタキは分厚くて焼き加減が最高だったし、家族連れが多くてリラックスして食事ができた。
今回も交通費が返ってくるみたいだし、おまけに地域クーポンの1000円券をもらえたので、翌朝の朝食を近くのコンビニで調達できた♪
GoToのおかげで、ずいぶんお財布に優しいお遍路旅行になったものだ。

今回は27番神峯寺から26番金剛頂寺、25番津照寺、24番最御崎寺まで、安芸市から海岸線に沿って室戸岬まで下っていく最高のルート☆彡
なのに、なんだこの曇り空は(怒)すっごく損した気分だ。

もう2度と来られないかもしれないのに、海はちっとも綺麗じゃないし、
お寺でお詣りする時に限って雨が降ってくるし。
その割には、お遍路している人たちの数が多い。20代、30代の若いカップルから我々世代の夫婦連れも結構いて、一人で回っている男性や女性もいた。

室戸岬の展望台には登らず、(ダンナはお寺の坂道以外は登るのを嫌がるので)
どうせ天気悪いからいいかと諦めて先を急いで走らせていると、東映映画の最初のシーンのような曇天の荒波が押し寄せる岩々が目に入った。
ふと見ると、「室戸阿南海岸国定公園」「室戸岬」の文字が。
おお、ここが岬の先端?! 車を停めて、近くに寄ってみると、大きな岩の上に1羽の鷹がいて「ヒュ~~ルル~ 」と鳴いていた。そっちやこっちの岩にも鷹。
自分の守っている所が室戸岬最先端の大きな岩だなんて、本人は知っているのだろうか。

なんか、この一件で、曇り空でも救われた気がした。
まだ昼過ぎだったので、ついでに徳島の23番厄払いのお寺で有名な薬王寺と、22番平等寺まで足を延ばして、徳島道から帰路についたのでした。

ふ~ この秋までに終わらせられるかな?






スポット情報

コメント

梅子
2020年10月7日0:49

そちらはかなり観光客も戻ってきているのでしょうか?
ハイビスカスの間から見える絶景写真の撮り方ステキです^ ^

まるこ
2020年10月7日5:50

おはようございます。
Go Toの恩恵、私も助かっています。室戸岬って台風報道の時良く聞きますよね?
岬の突端とか、最南端とか。なんだか浪漫感じますよ。そう言えば暫く海を見ていないです。お遍路さんでご功徳積みながら、名所もご覧になれるなんて素晴らしいです。綺麗なお写真ありがとうございます。

ありす
2020年10月7日6:59

曇り空の室戸岬、まさにテレビドラマに出てきそうな感じですね!
鷹がいるなんて、もう、バッチリ。なんか、ワクワクします。
こんなところを昔は歩いて回ってたんですかね。命懸けというのがわかります。
いい時代に生まれて良かったですね。

ポピー
2020年10月7日22:40

梅子さま>まだ団体客を乗せたバスの数は少ないので、お遍路するのにはゆとりがあります。以前行った時はどこもすごい人出でしたから。
天気が悪いと写真も暗くなるので、赤いハイビスカス見つけた時は「こっち向いて!」と言いそうになりました(^0^)

ポピー
2020年10月7日22:57

まるこさま>本当に、いつも室戸岬は台風の通り道で、この岩もずーっと雨風に耐えてきたのでしょうね。とても力強くて存在感がありましたよ。
室戸を越えて徳島へ向かう海岸沿いは、サーフィンのメッカなのか、曇天にもかかわらず、たくさんの人がサーフィンしてました。海を見るとワクワクします。
まるこさんも早く南の島へ行けるといいですね! 

ポピー
2020年10月7日23:14

ありすさま>あの鷹、ずーっと美声で鳴いていて、まるで室戸の守り神か観光大使の如く、携帯向けても意に介さず・・いい出会いでした。
長い海岸沿いをずっと歩いてお遍路してる人や、近くのバス停まで乗ってそこから歩く人もいるんですよ。もう、ただただ尊敬です。それに、昔の人はこんな急な山の上にどうやって立派なお寺を建てたのか、ある意味ピラミッド作るより大変だったんじゃないかと思います。
ホント、こうして観光を楽しみながら気軽にお遍路を楽しめることに感謝です。

hana
2020年10月9日16:36

ポピーさま^^

高知、室戸岬といえば大学一年の春休みに高校時代の友人5人で四国に行ったことを思い出しました。もう50年ほど前?!!!!!

夜行列車で大阪を出て、あの頃はまだ橋がなかったですね、岡山の宇野から連絡船に乗ったのは真夜中、で高松でまた列車で朝着いたら土佐中村でした。もちろん室戸岬にも桂浜にも^^ その後香川、徳島を数日間で観光して初めてのアルバイト料がすっからかんに。若い頃のことって今でも鮮明に思い出せるんですよね。

この時は何故か愛媛には行かずだったのですが、その何十年後かには松山に何度通ったことか^^

お写真の景色を見るとそんなに変わってないように思いますが、落ち着いたら再訪したい場所です。

ポピー
2020年10月9日22:38

hanaさま>いいですね~ 学生時代の友だち5人での四国旅行の思い出とか!
 夜行列車や連絡船、列車の乗り継ぎ・・それはそれは、道中大変でしたね~
私も足摺岬に行った時は、中村で1泊しました。四万十川の流れがゆったりしていて・・基本、四国の自然はずっと変わらず、時はゆったり流れています。

瀬戸大橋ができたのは1988年だから、もう32年も経つんですね。
私は81年に結婚して四国に来たので、当時はまだ橋も高速もなくて、どこへ行くにも1日仕事。こんなに便利な世の中になるとは、隔世の感ありです。

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