高1の夏休み、部活の合宿で、球磨川に沿って走る列車で人吉から湯前まで行き、
そこからバスに乗って、宮崎との県境の市房山キャンプ場に行ったことがある。

深い緑色をした豊かな川の水は急流下りができるほど流れが速く、
周りの山々から湧きだす道沿いのせせらぎはとても冷たく気持ちよかった。
暗くなってからの‘肝試し‘は、月に明るく照らし出されてちっとも怖くなくて、
脅かし役で待ち受ける先輩たちに少々申し訳なかったのを覚えている。

夜中にバンガローを抜け出し、近くの小径で友だちと寝転んで流れ星を探した。
空がとても近くて、満天の星! 下界で見る夜空と大違い。
一瞬で消える流れ星になかなか願いを託せなくて、つぶやきながら探していた。
あんなに近くにたくさんの星を見たのはあの時が最初で最後だった。
翌日は朝から大雨で、予定していた山登りが中止になったのは残念だったな。


今、その思い出の球磨川一帯が、線状降水帯による大雨で氾濫して大変なことになっている。
年々ひどくなる大雨の被害。2年前の西日本豪雨を思い出す。
同じ熊本出身で仲良くなった美容院の先生の故郷なので、今度行ったらどんな様子か聞いてみよう。
九州南部から北部へと範囲を広げ、近畿・中部の方もひどいようだが、
四国地方もずーっと九州の雨雲の余波を受けて、地味にレベル4で学校が休校になったりして、カッパが乾く暇がない(ーー;)
もう、雨はうんざり! 早くスッキリ爽やかな青空が広がりますように。








コメント

まるこ
2020年7月12日9:12

おはようございます。
そうでしたか、ポピーさんの思い出の地なんですね。
多感な頃のその思い出は今となっても良い思い出でしょうね。

もうこれ以上は勘弁して!って思うほど、同じ地域に雨が降りますね。
おそらくすこしの雨でも被害が拡大するんじゃないか?って心配になります。
その後の後片付けなども、映像で拝見しながら「大変だぁ…」とかける言葉も見つかりません。

ポピー
2020年7月12日10:19

まるこさま〉生活の基盤が一瞬で流されて、スコップもなく手で泥をかき出している人たちを見ると気の毒で、気の毒で…
小さい頃、大家族で住んでいた家の壁に泥の線が残っていて、昭和28年頃の白川氾濫の時そこまで水が上がってきて、船で移動し、2階に避難していたそうです。だから父は離れた高台の土地を買ってマイホームを建てたと言ってました。
もう災害はたくさんですね!

hana
2020年7月14日0:41

ポピーさま^^

被災直後は命があって良かった! と私たちは安堵しますが、地元の人たちが大変なのはこれからですね。
コロナで県外からのボランティアは受付られないし、今後のことを考えると心苦しくなります。
もう雨は止んでくれ!!

ポピー
2020年7月14日7:25

hanaさま>毎日ぐずぐずと降ったりやんだりですが、ゆうべからまた降り出し、今朝はひどい雨です。あー仕事行く気なくなる~!

命が第一ですが、全てが泥に埋まれば1からでなくマイナスからの出発ですものね。
ボランティアの方のコロナ感染が報道されてますが、こんな時に輪をかけてコロナまで・・まったく理不尽なことだと思います。

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