変っていくご近所の風景
ゆうべから急に涼しくなりました。
クーラーなしで寝たのは何カ月ぶりだろう。秋は刻々と近づいてる。

家の南側と西側の家が、時を同じくして次々と解体されて更地になってしまい、どちらも庭がある大きな家だったので、急に視界が開けた感じです。
あんなに広い土地だったとは。うちの2軒分の広さ!
大きな空き地ができて、おかげで今年は近所を気にすることなく外でバーベキューしたり花火で遊べたんだけど・・道から丸見えでちょっと恥ずかしい。

土地の値段が20数年前の半分ほどに下がっているので、今なら倍の敷地が買えたのにな。
いいなぁ~余力があったら少し買い取って庭を広げて駐車スペースを取って、近所の視線を感じずにもっとゆったり住みたいな~

いやいや、贅沢は敵だ。与えられた環境で住みよく整えながらコツコツやっていこう。


そういえば、新婚当時から15年暮らしていた借家も、とうとう解体されて更地になった。
住んでいた当時も結構なボロさだったのに、その後20数年も、よく人が住んでたもんだよ。
大家さんのおばあさんはとうに亡くなり、息子さんを見送ったお嫁さんも年取って施設に入ってしまわれたそうだ。

新婚当時はお金もクーラーもお風呂にはシャワーもなくて、真夏は暑さで5キロもやせたものだ。
本当はもっと新しくてきれいなアパートに住みたかったけど、ダンナの両親がスープの冷めない目と鼻の先に見つけてくれた借家を断れなかった。

若かったから、扇風機回した4畳半の部屋にダンナの友だち呼んで、窓開けて焼肉してワイワイ飲んで、そのうち扇風機から煙が出て、あわてて新しいのを買いに走ったな。
妊娠8カ月になるまで自転車で事務のパートに行って、「普通の主婦になります」と引退して、(当時「普通の女の子になります」と言って引退したキャンディーズの受け売り(^^;))
里帰り出産で生後1か月の息子を連れて戻った7月、見かねたダンナの両親が、孫の誕生祝になんとクーラーを買って取り付けていてくれて助かった♪

あれから時は過ぎ、やっと家を建て、子供たちが巣立って親が亡くなって、
そんな歴史はどこの家も同じで、古くなった家は人がいなくなり取り壊されていく。

片方の土地はもう買い手がついたそうだ。
子どもさんのいる若い夫婦らしい。いい人たちだったらいいな。
またステキな今風の家が建って、にぎやかになることでしょう。



コメント

アミ
2019年8月26日7:46

人間の記憶って…。
我が家の前も、あっという間に住人が増えて…。
当たり前の光景になりました。
散歩の途中に、…。「あっ!ここ何があったけ…」と思い出せずにイライラすることも。
日々、景色は変わりますね~。

ポピー
2019年8月26日15:16

アミさま〉家を建てたのは1番土地が高い頃で、今の単価を見るとひどく損した気分です。でも、もっと郊外の安い土地には目もくれず、子供たちも転校せず、電車の沿線で駅近で、どうしてもその時に建てたい!となったら、仕方ありませんよね〜
10年20年経てば、すっかり様変わりですね。感慨深いです。

しゆい
しゆい
2019年8月28日20:42

ポピーさんの新婚時代! 扇風機から煙が出て…のくだり、
大事に至らなくて本当に良かった、とホッとして、
買い手がついた土地にまた新しい物語がうまれる予感にこちらも嬉しくなりました。

ポピー
2019年8月29日12:22

待花。さま〉あの扇風機は主人が学生の頃から下宿で使っていた古いものだったけどまさか煙が出るとはね(^∇^)ドライヤーからも煙が出るし、クーラーとホットプレートとテレビつけたらブレーカーが落ちたり、トイレの水が止まらなかったり…
いろいろあった借家時代も過ぎれば懐かしいものです。

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