とつけむにゃあ!ってわかる?
2019年2月8日 TV コメント (8)今年の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)」
いつもの大河らしくないとか、時代や場面がコロコロ変わりすぎてついていけないとかネットでいろいろ言われているけど、私的にはなかなか斬新な展開で、毎回わくわくして見ている。
(まぁ、たけしの落語の場面はもっと少なくてもいいかなという意見に賛成だけど)
何が面白いって、主人公の金栗四三(かなくりしそう)と、幼なじみで共に東京の師範学校へ進学した小説家志望の美川くんとの熊本弁の掛け合いが楽しくってしょうがないのだ。
熊本にずっと住んでいればそう思わないかもしれないけど、
故郷を離れてから40年近くもたってしまえば、地元の言葉ってけっこう忘れているもので・・
「とつけむにゃあ!」(とんでもない、えげつないという意)なんて久しぶりに聞いたし、
四三と美川くんが初めて上京した時、電車の中で雑誌を取り合っているうちに財布をすられて
「ばっ」「ばっ」「ばっ」とあわてて探しまくるシーンには、懐かしくて一人で大笑い。
「ばっ」とは驚いた時に出る言葉で、「わっ」とか「えっ」とか「げっ」とかいうのと同じ意味だけど、とくに字幕もないし、他県出身の人たちにこの面白さが伝わらないのが気の毒だ。
案の定、ダンナは意味もわからず「つまらん」と言いながら見ている。気の毒に。。
私は美川くん派で、故郷を離れたらなるべく標準語を話して地元言葉が出ないように努めていたから、「あんまり熊本弁が出ないね」と言われていた。
だから20代の頃は、こっちとあっちのどっちつかずの変なイントネーションだったけど、今は当然、かなりこっちの人になった。
「さしより、飲み物ば決めなっせ!」
「さしよりって・・久しぶりに聞いた!」とは、先日の同窓会での会話。
「とりあえず、飲み物から決めて!」という意味だけど、普段は使わないからまったく忘れていた。同席していた県外在住の男子たちも「さしよりかぁ・・」とこれぞ熊本弁的な単語を懐かしんでいた。
あと「じゅんが じゅんが」という言葉。「自分が」と書けそうだけど、実は相手をさす「君 あんた おまえ」という意味。
ちょっと乱暴な言い方は、「ぬしゃなんば言いよっとか」(時代劇的には、おぬし何を申すかと同じかな?)
じゃあ、自分のことはどう言うか →「おっが(オレが)」 う~ん、奥が深い。
「さしより」と言った友だちも、元は北海道から来た転校生だったけど、
男子が「じゅんも じゅんも」と言ってるのを聞いて、「このクラスは純一くんとか順平くんとかジュンがつく名前の人が多いのかな~」と不思議に思っていたと言って笑わせていた。
予備知識も何もなく、たまたま見た大河ドラマで金栗四三という人を知り、自転車節という歌があることも知った。
村一番の明るいハイカラ娘・スヤが通った女学校の名前は知ってる知ってる。
勘九郎も綾瀬はるかも中村獅童もとても自然に熊本弁を話せてるからさすが!
クドカンの脚本も新鮮で、明るくてテンポがよくて、こんな大河もたまにはよかよか♪
いつもの大河らしくないとか、時代や場面がコロコロ変わりすぎてついていけないとかネットでいろいろ言われているけど、私的にはなかなか斬新な展開で、毎回わくわくして見ている。
(まぁ、たけしの落語の場面はもっと少なくてもいいかなという意見に賛成だけど)
何が面白いって、主人公の金栗四三(かなくりしそう)と、幼なじみで共に東京の師範学校へ進学した小説家志望の美川くんとの熊本弁の掛け合いが楽しくってしょうがないのだ。
熊本にずっと住んでいればそう思わないかもしれないけど、
故郷を離れてから40年近くもたってしまえば、地元の言葉ってけっこう忘れているもので・・
「とつけむにゃあ!」(とんでもない、えげつないという意)なんて久しぶりに聞いたし、
四三と美川くんが初めて上京した時、電車の中で雑誌を取り合っているうちに財布をすられて
「ばっ」「ばっ」「ばっ」とあわてて探しまくるシーンには、懐かしくて一人で大笑い。
「ばっ」とは驚いた時に出る言葉で、「わっ」とか「えっ」とか「げっ」とかいうのと同じ意味だけど、とくに字幕もないし、他県出身の人たちにこの面白さが伝わらないのが気の毒だ。
案の定、ダンナは意味もわからず「つまらん」と言いながら見ている。気の毒に。。
私は美川くん派で、故郷を離れたらなるべく標準語を話して地元言葉が出ないように努めていたから、「あんまり熊本弁が出ないね」と言われていた。
だから20代の頃は、こっちとあっちのどっちつかずの変なイントネーションだったけど、今は当然、かなりこっちの人になった。
「さしより、飲み物ば決めなっせ!」
「さしよりって・・久しぶりに聞いた!」とは、先日の同窓会での会話。
「とりあえず、飲み物から決めて!」という意味だけど、普段は使わないからまったく忘れていた。同席していた県外在住の男子たちも「さしよりかぁ・・」とこれぞ熊本弁的な単語を懐かしんでいた。
あと「じゅんが じゅんが」という言葉。「自分が」と書けそうだけど、実は相手をさす「君 あんた おまえ」という意味。
ちょっと乱暴な言い方は、「ぬしゃなんば言いよっとか」(時代劇的には、おぬし何を申すかと同じかな?)
じゃあ、自分のことはどう言うか →「おっが(オレが)」 う~ん、奥が深い。
「さしより」と言った友だちも、元は北海道から来た転校生だったけど、
男子が「じゅんも じゅんも」と言ってるのを聞いて、「このクラスは純一くんとか順平くんとかジュンがつく名前の人が多いのかな~」と不思議に思っていたと言って笑わせていた。
予備知識も何もなく、たまたま見た大河ドラマで金栗四三という人を知り、自転車節という歌があることも知った。
村一番の明るいハイカラ娘・スヤが通った女学校の名前は知ってる知ってる。
勘九郎も綾瀬はるかも中村獅童もとても自然に熊本弁を話せてるからさすが!
クドカンの脚本も新鮮で、明るくてテンポがよくて、こんな大河もたまにはよかよか♪
コメント
熊本弁、イメージでなんとなくわかってるつもりで見てます(^_^;)「ばっ」「ばっ」も、可笑しかったよ~
自転車節って、もともとある歌なんですね!調べてみよう。
クドカンの良さは、終わって見なければわからない…って、息子が言うもの
ですから。(*^^)v
たけしの件は、あまりに活舌が悪くて不快に感じます。(-_-;)
ちなみに、熊本出身のヒロシも大フアンです。(^_-)-☆
BSの迷宮グルメ、見てますか~?
たけしがいっときより随分喋れるようになって良かったなあ、とか思ってます。
逢いたかばってん逢われんたい たった一目でよかばってん
あの山一丁越すとしゃが 彦しゃんのおらす村ばってん・・♪
ー逢いたいけれど逢えないの たった一目でいいのにね あの山ひとつ越えてけば 彦さんが住んでる村なのに・・という乙女心を天真爛漫に歌いながら自転車で駆け抜けるスヤ。可愛いくって花があるよね~!
お見合い相手と結婚するらしいけど、その後どうやって四三と再会して夫婦になるのかも、これから見るのが楽しみです。
確かにいつもと勝手が違ったけど、明治から昭和にかけての活気あふれるこれからの東京の様子もわかって、見てると楽しいです。クドカンの脚本、これから回を追うにつれてだんだん面白くなっていくはずですよ。
「ヒロシです。」でブレイクした後はしばらく鳴かず飛ばずだったヒロシも、一人キャンプやツイッターなどで地道に活動しているところ、なかなかしぶとい芸人さんですよね。迷宮グルメ、今度見てみます。
今回ばかりは出てる人たちの熊本弁が完璧で、演技がとても自然でいい!
なので見てると逆に「ああ、こんな言葉もあったなぁ」と懐かしくなって余計に楽しさ倍増です。
熊本から汽車で2昼夜もかけて上京した時代。マラソンの知識も靴もなく、それでも1から反省して研究していく四三の姿は見てて気持ちがいいですね。
「いだてん~東京オリムピック噺~」をクドカンさん好きなので夢中で
視聴しています。そうですか。熊本ネイティブにはたまらないですか…
あまちゃんを見逃したわたしは東北出身でその時にテレビが見れない生活を
してまして「じぇじぇ」って岩手では言わないのになぁ、と思って話題を
聴いていました。地元には「じゃじゃじゃTV」って番組があって
「じぇじぇ」ではなく「じゃじゃじゃ」なのになぁ、という具合に(^_-)☆
クドカンさんは伏線だらけだから、いだてんもぐーっと盛り上がること間違いなし!と前ノリで観ています。ポピーさん、よかったら相互していただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。ぺこりm(__)m
「じぇじぇじぇ」と「ばばば」って意味的に似てるかもと思っていたけど、岩手では「じゃじゃじゃ」と言うんですね。へ~ところ変われば色々な言い方があるもんですね。面白い!
先週は「ぎゃんぎゃん」と連呼していて再び懐かしさ100%でした。ちなみに「ぎゃんして」とは「こうして」「ぎゃんこつ」とは「こんな(そんな)こと」という意味ですが、美川くんが惚れてる小梅まで熊本の出とは・・
クドカンって面白い方言見つけるのが得意なんですね。思惟さん相互了解です。これからもよろしくお願いします♪