子供たちの帰省(秘密・追記)
離れて暮らす家族がお盆に集まるというのはいいものだ。
まさか、みんなでお墓参りができるとは思ってもなかった。

娘たち一家と朝ごはんを食べていた時に、リビングの窓をトントンとたたく音がして、
見るとなんと息子が窓の外に立っていた。

「急に昨日、帰るぞと言われて、みんなで会社の人の車に乗り合わせて帰ってきた」
それならそうとメールでもくれたらよかったのに・・
でも、ちょうどよかった。
今日はじーさまを病院へ連れて行った後、家で孫たちと会わせる予定だったから。

あれから1か月、日焼けした顔はほんの少しだけアゴのあたりが引き締まったようだ。
毎朝4時半起きで、5時半に出発し、現場に着くのは7時半頃・・
作業は8時から夕方まで。家に帰ってごはん自炊して、あとは寝るだけの生活だそうだ。

この暑い中、ヘルメットかぶってマスクして、手袋つけて長靴はいて急な斜面を歩き回る仕事。
毎日が熱中症との闘いで、いつも誰かが倒れそうになるんだって。(だろうな~)
息子も1度ダウンして、水風呂に入って治したそうだ。
でも、たくさんの会社の人たちがいて、現場には同じくらいの世代も多いので楽しいみたい。
1か月いても1回レントゲン撮ったくらいのレベルだと聞いて安心した。
パソコンが得意なのを見込まれて、今後はデータ管理や事務を任されそうだとか。

なんでこの仕事を選んだのか聞いたら、親はまだ若く元気で、自分がいなくても大丈夫だし、
震災直後から気になってて、結婚もしていない身軽な身だからこそやってみたいと思ったのだそうだ。

私も最初は不安ばかり先立ったものだけど、こうして盆休み1週間もらって帰ってくるし、
翌日ちゃんと初給料も振り込まれて一応きちんとした会社のようだし、これはこれでよかったのかなと思えてくる。


じーさまもケガから2週間。ようやく抜糸できて、もう通院しなくていいそうだ。
やれやれ、よかった。
Kちゃんだけは、突如出現したデカいおじちゃんとじーさまを見て泣きそうな顔していたけど、
だんだん慣れて、部屋中を這い回って元気いっぱい!
階段まで登れるようになって、ますます目が離せなくなってきた。

婿殿は泊りがけで友だちとゴルフに出かけ、娘も会社の同期の子やバイト仲間、高校の仲良しグループと日替わりで会って、日頃のストレスを発散していた。
1日だけ私も休みをとって、子供たちと道後のホテルで食事して、モールでKちゃんの服や娘の誕生日プレゼントを一緒に選んだりして楽しかった。
残念ながら、ダンナはその日仕事が入って休めず、ちょっとかわいそうだったけど。

息子ときたら、娘たちがいる間はずっとリビングで一緒に過ごしたのに、帰った途端に下に寄りつかなくなって出かけてばかり。
父親からまた何か言われると思って、避難していたのかも。
再び2人きりの生活に戻って、少なからずホッとしてるところです。

みんなそれぞれの場所で、自分の人生をよりよい方へと進んでいってほしいものです。



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