忘れられたスペース

日頃から整理整頓してキチンとしていればいいものを
いつの間にかどこもかしこも雑然としてしまう我が家。

盆休みに娘たちが泊まりに来るので、ここんとこ夜な夜な片付けものをしております。
先週は布団を干してシーツやカバーを洗い、
日曜日に床ふきとワックスがけをして、
昨日は夕方帰ってすぐに風呂場と洗面所、夕食後は台所の油汚れから床下収納の中まで汗だくで掃除して、気がつけば夜１１時を回っていた。

というのも食卓の下に大きな漬物樽を置いていて、（初めて奈良漬に挑戦中）
ふだんは２人だから不便でないけど、４人も座れないし、酒粕の匂いも気になるし、Kちゃんの手の届くところはやっぱりまずい。
そこで、ここ１０数年間全く機能していなかった床下収納を思い出したわけ。
まぁホント、どうでもいいガラクタしか入ってないほこりまみれのデッドスペース。
きれいに汚れをふき取って、片方に仕切りやラックなどを移し、片方をまるまる空けたら漬物樽なんか余裕で収まった。よかったー！
まだまだ台所のそこかしこに、使われていない収納場所があるのはわかってる（汗）
家中見渡せば、あっちにもこっちにも。
これからはスペースを有効に活用する努力をせねば。
たまには誰か泊まりに来ないと部屋は片付きませんな。


ところで、ずっと春先から続いていた近所の車の騒音がやっとなくなりました。
とうとう言ったの。直接、本人に。
何度、夜中に外に出て車の近くまで文句を言いに行って言わずに帰ったことか。
こっちはうるさくて眠れないのに、子供のように平和な顔で運転席で寝ているのです。
夜中にトントン窓をたたいて文句を言う勇気がなかったし、ワイパーに手紙でもはさもうかと書いたこともあるけど、結局何もせず。
家があるのに家に入らないで車で寝るというのが異常でしょ？
なんか深い理由があるだろうし、手紙とかでなく、明るい時に直接言おうと思ってチャンスを伺っていたのです。
梅雨が明けて猛暑が続く頃になると、車も冷房するせいかエンジンの音が余計大きくなって、夜帰ってきた時から翌朝６時過ぎまでずっとつきっぱなし！
なのに、私が出社する頃には出て行っていないし。

その日はたまたま用事があるので会社を休んで家にいたんだけど、静かな朝のひと時に、またあのエンジン音が響いていて、とうとうキレた私。
洗濯ものを干すので外に出たら、車の中に奥さんがいるのを確認。
干してしまって家の中にいったん入ったんだけど、意を決して再び外に出たらちょうど車から出てきたところだったのです。
見たところ明るい色の服を着ていたし、普通に元気そうだったので言ってもいいかな、言うなら今しかないと思って声をかけ、
車のエンジンの音がうるさくて、夜も朝もずっと迷惑してること、窓を開けてもうるさいし、窓を閉めていても音がうるさいからやめてほしいと言ったのです。
「すみません、気がつかなくて」と繰り返し謝っていた。

それ以来、家に車が止まってることが少なくなって、どこか他の所で夜を明かしているのかしらないけど、家の明かりは消えたまま。
昔は子供たちの声と奥さんの笑い声で賑やかだったのに、成人式には一緒に家の前で記念写真を撮っていたのに、孫ができたのよと嬉しそうだったのに、今はもう訪ねてくれる子はいないのかな？　結婚しても、たまには実家へ顔を見せてあげてもいいんじゃないかな？ それにご主人はどうしたんだろう？
１人で家の中にいたくないんだと思う。
きっと、うちの床下収納みたいに荒れ放題の家の中・・
早く、誰かお母さんを孤独から助けてあげてと言いたい。