先週の日曜日、じーさまを連れ出してちょっとリッチな介護付有料老人ホームに見学に行った。
いやね、今入っているホームはどうしてもイライラすることが多いみたいで「どこか別の所を探してくれ!!」とダンナに訴えてきたのです。
まず気に食わないのは、みんなボケていて話にならないこと。
今した話をすぐ忘れる。自分勝手な行動をして、食事の時に部屋から出てこない。
すぐに家に帰りたがってダダをこね、隙あらば脱走して職員さんを困らせる。
いつもヒソヒソと、年金を銀行におろしに行って家に帰ろうという話ばかりしてる2人組など、見て見ぬふりができないじーさまはそれにいちいち腹を立てて文句を言ってるそうだ。
まぁ、その人たちに罪はないし、口うるさくたしなめるじーさまも向こうからすれば迷惑な存在かもしれないけど、気持ちはよくわかる。
確かに、年中そんな所にいたら頭がおかしくなりそうだ。
もっと元気で話題豊富な仲間がいれば楽しいに違いない。
家からもけっこう近くて新しく大きな老人ホームは、ごく軽い要支援1から重い要介護5まで幅広い人たちが入居していて、階ごとに認知度別に分けてあった。
見学する直前になって「やっぱり今の所でいい」と言い出したので、その旨を伝え、あくまで今日は見学だけということで部屋やホールやリビングなどを見せてもらった。
じーさまは身体は不自由だけどしっかりされてるからと、一番お元気な人が集まる階へ。トイレと靴箱までついている個室は広々として窓から見晴らしもよく、台所のないワンルームマンションという感じ。テレビや冷蔵庫も置いてよいそうで、これはグループホームと大きく違う点だと思った。
行きかうおばあさん達は「あら、新しい人?」というような声をかけてきて、さすがに興味深々でお元気そうだ。
でもね~・・お茶の時間になってリビングに集まった人たち皆、女性・・
この階には認知症の男性1人以外全員女性だそうで、この輪の中にじーさま入っていけるだろうかとちょっと不安になってしまった。
その後、うちへ久しぶりに連れて帰って昼ご飯やデザートを食べてご満悦。
高校野球を見ながらよく食べてくれてよかったな、と思ったのもつかの間ー
ダンナが昼寝しに2階へ上がった後、椅子に座りっぱなしより布団に寝かせてあげようとしたら、その簡単なはずの移動が実はひどく難しかったようで、
バランス崩して思わず強く手首を握ったその時、プチッと音が!
「あっ」と気づけばシーツに10センチ大の血が広がり、「なんで?」と思ったら、よろけたついでにじーさまが自分の手首を足のすねでこすったみたいで、薄い皮がベロッと裂けてしまったのです。
まるで、熟したトマトの薄い皮がグジュッとむけて、真っ赤な実が顔を出したみたい。手首をつかんでいたのでその感触がじかに伝わって、これまたすごい広範囲にベローッと剥けて、急いでラップで傷口を保護したんだけど。
もう、ショックで、自己嫌悪・・介護のいろはも知らないくせに、エラそうに親孝行ぶって、いらんことして大けがさせて、またまた痛い思いをさせてしまった。
あんなにちょっとしたことで皮が裂ける? 90年も使うと、あんなに薄くもろくなるんだろうか。
結局、病院へ走り、10針も縫ってそのままホームへ送り届け、
「やっぱり、今の所でいい」とじーさま。そんなに痛がらないのが唯一の助け。
なんか、なんのために見学に連れ出して、家へ連れ帰ったのか、後味悪い外出でした。
いやね、今入っているホームはどうしてもイライラすることが多いみたいで「どこか別の所を探してくれ!!」とダンナに訴えてきたのです。
まず気に食わないのは、みんなボケていて話にならないこと。
今した話をすぐ忘れる。自分勝手な行動をして、食事の時に部屋から出てこない。
すぐに家に帰りたがってダダをこね、隙あらば脱走して職員さんを困らせる。
いつもヒソヒソと、年金を銀行におろしに行って家に帰ろうという話ばかりしてる2人組など、見て見ぬふりができないじーさまはそれにいちいち腹を立てて文句を言ってるそうだ。
まぁ、その人たちに罪はないし、口うるさくたしなめるじーさまも向こうからすれば迷惑な存在かもしれないけど、気持ちはよくわかる。
確かに、年中そんな所にいたら頭がおかしくなりそうだ。
もっと元気で話題豊富な仲間がいれば楽しいに違いない。
家からもけっこう近くて新しく大きな老人ホームは、ごく軽い要支援1から重い要介護5まで幅広い人たちが入居していて、階ごとに認知度別に分けてあった。
見学する直前になって「やっぱり今の所でいい」と言い出したので、その旨を伝え、あくまで今日は見学だけということで部屋やホールやリビングなどを見せてもらった。
じーさまは身体は不自由だけどしっかりされてるからと、一番お元気な人が集まる階へ。トイレと靴箱までついている個室は広々として窓から見晴らしもよく、台所のないワンルームマンションという感じ。テレビや冷蔵庫も置いてよいそうで、これはグループホームと大きく違う点だと思った。
行きかうおばあさん達は「あら、新しい人?」というような声をかけてきて、さすがに興味深々でお元気そうだ。
でもね~・・お茶の時間になってリビングに集まった人たち皆、女性・・
この階には認知症の男性1人以外全員女性だそうで、この輪の中にじーさま入っていけるだろうかとちょっと不安になってしまった。
その後、うちへ久しぶりに連れて帰って昼ご飯やデザートを食べてご満悦。
高校野球を見ながらよく食べてくれてよかったな、と思ったのもつかの間ー
ダンナが昼寝しに2階へ上がった後、椅子に座りっぱなしより布団に寝かせてあげようとしたら、その簡単なはずの移動が実はひどく難しかったようで、
バランス崩して思わず強く手首を握ったその時、プチッと音が!
「あっ」と気づけばシーツに10センチ大の血が広がり、「なんで?」と思ったら、よろけたついでにじーさまが自分の手首を足のすねでこすったみたいで、薄い皮がベロッと裂けてしまったのです。
まるで、熟したトマトの薄い皮がグジュッとむけて、真っ赤な実が顔を出したみたい。手首をつかんでいたのでその感触がじかに伝わって、これまたすごい広範囲にベローッと剥けて、急いでラップで傷口を保護したんだけど。
もう、ショックで、自己嫌悪・・介護のいろはも知らないくせに、エラそうに親孝行ぶって、いらんことして大けがさせて、またまた痛い思いをさせてしまった。
あんなにちょっとしたことで皮が裂ける? 90年も使うと、あんなに薄くもろくなるんだろうか。
結局、病院へ走り、10針も縫ってそのままホームへ送り届け、
「やっぱり、今の所でいい」とじーさま。そんなに痛がらないのが唯一の助け。
なんか、なんのために見学に連れ出して、家へ連れ帰ったのか、後味悪い外出でした。
コメント
熟したトマトの薄い皮が、ってリアルすぎるぅ〜。
皮膚が薄くなって潤いも無くなってるからそうなるんでしょうね。ポピーさんのせいではないよ。
あの感触と光景がずっと離れなくて、トラウマになりそうだったわ(^^;)