天皇の料理番、ついに篤蔵パリに行きましたねー!
あの時代に、外国について何の情報もなく、ただ情熱だけで包丁一本背中に抱えて
パリに乗り込むんだからすごいことです。

私なんか半世紀も生きているのに、いまだパスポートも持たず、日本から出たことがない。
「このお金でフランスで修業しといで」と、仮に誰かに言われたとしても躊躇するだろう。
だから、この程度の人生しか歩けないんだろうな。
海外で活躍している日本人や、日本語を流暢に話している外国人を見ると心から尊敬する。

話はそれたけど、
今回は篤蔵やフランス大使・粟野氏のしゃべるフランス語に気をとられて、
なんか今までのようにじっくりと話に集中できなかった。
あれだけのセリフをフランス語で覚えて話すなんて、すごい努力だったろう。

郷ひろみの演技は初めのうちはやっぱり「少し大げさ?」と思ったけど、
オテルマジェスティックの料理長に篤蔵のユニオン入りを説得する場面では
そのオーバーさがいかにも外交官っぽくて、長いセリフも見事なものだった。
本人の努力と才能もあったけど、ここでも出会う人に恵まれた篤蔵。 

「日本語しゃべりてー」と孤独に浸ってた時に新太郎とバッタリ再会、ちょっとホッとした。
フランス版荒木のようなアベールの意地悪な仕打ちや差別にも屈せず、
大事な牛刀を折られた時には剣心みたいに凄み、
パリに来た途端、今度はフランス版俊子って感じのフランソワーズと出会って、いい雰囲気。。
俊子も呉服問屋に嫁いで赤ちゃんができて、ジュテームの手紙読み返してるしー

盛りだくさんで、もっとじっくり味わいたいのにどんどん話が進んでいき、
全体の展開がアップテンポで、あっという間の1時間だった。

来週はもう日本に帰る展開のようだし、最終回がどんどん近づくのはなんか寂しい。
いつまでも毎週見ていたいドラマです。

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