ずっと前から「帰りたい」と言っていたじーさまの願望をやっとかなえてあげられた。
「あったかくなったらな」「もう十分あったかいが!」とダンナとの会話があったのは先月のこと。
帰ると言っても夜はやっぱり心配なので、
「朝迎えに行くから、夕方まで家で過ごして夜御飯までには帰るのはどう?」と実現可能な案を出したら、「おう、それでもいいから、いつにする?」と具体的に聞かれていたところだった。
11日は当初は雨の予報だったし、日曜ごとに予定もある。でも、じーさまの気持ちを考えたら一刻も早い方がいい。
先週になって、雨が1日ずれそうなことがわかったのでダンナに相談したら、いまいち反応が悪い。連れて帰ったら離れたがらなくなるかも・・と心配しているみたいだ。でも、もし自分の立場なら、たまには帰ってみたいじゃないの。
その日、仕事帰りにちょっと顔を見に行ったら、
「今度の日曜に10時に迎えに来てくれ。夕方には帰ってくると管理人さんにも話したけん。雨が降ったら中止じゃ」と、本人の方から段取りされてしまった。
ま、夕方は帰ると自分から言い出したので、ちょっと安心したけど、よほど帰りたかったんだろうな。
日曜当日はいい天気! ダンナと息子と3人で迎えに行った。
その足で、母屋(じーさまの実家)に顔を見せて、夢にまで出てきた自宅へ。
玄関先にはちょうど真紅の大輪のバラが7~8個咲いていて、じーさまを迎えてくれた。
地植えで日当たりもいいので、大した世話もしないのに、毎年咲いてくれる。
部屋の中はあらかじめ片づけて掃除していたのでスッキリしていた。
それから車いすを押して我が家まで散歩して、新しい仏壇を見せ、娘がじーさまの相手をしているうちに買いものして昼ごはん。
久しぶりに皆に囲まれて嬉しそうだった。
午後は2時からテレビで野球があるからと、再び息子が車いすで自宅へ連れて帰り、夕方までゆっくり一人の時間を過ごしていた。
思いのほか、足がしっかりしていて、手すりを伝って一人でトイレも行ったそうだ。手がいうことをきかないので、ズボンがきれいに上がってなかったくらいで、食欲もあるし、ホントよかった。
施設のみんなは毎日大変だそうだ。
「帰る」「帰る」のオンパレードで、じーさまに言わせれば頭がおかしくなりそうなほどらしい。
じーさまも限界だったんだろう。これからは1か月か2か月に1度、こんな外出ができれば気晴らしになるだろう。
また赤ちゃんが生まれたら、ぜひ見せに帰らせてあげよう。
「あったかくなったらな」「もう十分あったかいが!」とダンナとの会話があったのは先月のこと。
帰ると言っても夜はやっぱり心配なので、
「朝迎えに行くから、夕方まで家で過ごして夜御飯までには帰るのはどう?」と実現可能な案を出したら、「おう、それでもいいから、いつにする?」と具体的に聞かれていたところだった。
11日は当初は雨の予報だったし、日曜ごとに予定もある。でも、じーさまの気持ちを考えたら一刻も早い方がいい。
先週になって、雨が1日ずれそうなことがわかったのでダンナに相談したら、いまいち反応が悪い。連れて帰ったら離れたがらなくなるかも・・と心配しているみたいだ。でも、もし自分の立場なら、たまには帰ってみたいじゃないの。
その日、仕事帰りにちょっと顔を見に行ったら、
「今度の日曜に10時に迎えに来てくれ。夕方には帰ってくると管理人さんにも話したけん。雨が降ったら中止じゃ」と、本人の方から段取りされてしまった。
ま、夕方は帰ると自分から言い出したので、ちょっと安心したけど、よほど帰りたかったんだろうな。
日曜当日はいい天気! ダンナと息子と3人で迎えに行った。
その足で、母屋(じーさまの実家)に顔を見せて、夢にまで出てきた自宅へ。
玄関先にはちょうど真紅の大輪のバラが7~8個咲いていて、じーさまを迎えてくれた。
地植えで日当たりもいいので、大した世話もしないのに、毎年咲いてくれる。
部屋の中はあらかじめ片づけて掃除していたのでスッキリしていた。
それから車いすを押して我が家まで散歩して、新しい仏壇を見せ、娘がじーさまの相手をしているうちに買いものして昼ごはん。
久しぶりに皆に囲まれて嬉しそうだった。
午後は2時からテレビで野球があるからと、再び息子が車いすで自宅へ連れて帰り、夕方までゆっくり一人の時間を過ごしていた。
思いのほか、足がしっかりしていて、手すりを伝って一人でトイレも行ったそうだ。手がいうことをきかないので、ズボンがきれいに上がってなかったくらいで、食欲もあるし、ホントよかった。
施設のみんなは毎日大変だそうだ。
「帰る」「帰る」のオンパレードで、じーさまに言わせれば頭がおかしくなりそうなほどらしい。
じーさまも限界だったんだろう。これからは1か月か2か月に1度、こんな外出ができれば気晴らしになるだろう。
また赤ちゃんが生まれたら、ぜひ見せに帰らせてあげよう。
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