仏壇のお引越し
今朝は押入れのちょっとした工事があったので、家事がスムーズに片付いて気分もスッキリ♪
半間の押入れの真ん中の板を20㎝ほど下にずらし、上に仏壇、
下は座布団スペースだ。
あとはじーさまの家から仏壇を運んで、建具屋さんに頼んだ扉がついたら完成。

先日じーさまの家の台所に行ってみたら、仏壇の手前にある食器棚が出口を邪魔して
外に出ないことに気づいた。
食器棚を移動させるには、上に天井までうず高く積んだ箱をのけることが先決だ。
そこでダンナと二人で不用品の分別開始。
新品の引き出物は使えるけど、大昔のものはすべて処分。
棚の上にあったものだけで、燃えるゴミが45L2袋、陶器・ガラスで1袋になった。
こりゃ、台所だけでも全部整理するとなったら大変だなー! 
中身の入った調味料にコップにお皿にお鍋にフライパン、その他雑多な台所用品小物類・・
それが2階まで家全体となったら、処分するのにどれだけの時間と費用がかかるのか、
考えるだけでぞっとする。

仏具屋さんをのぞいたら、昔ながらの豪華でお値段も立派な仏壇から、最近はやりのマンションサイズまでいろいろ展示されていた。
奥行40㎝ほどの洋風おしゃれなものもあり、これならわざわざ押入れをつぶさなくても食卓横のスペースに置けるけど、モノが仏壇だけに、簡単に買い換えるのは躊躇してしまう。
やはり、お姑さんがいつも拝んでいた仏壇を引き継ぐのが一番だと思う。

 
小さい頃は祖父母の部屋には仏壇があって、月命日にはお坊さんが拝みに来ていた家だった。
いつもそこには美味しそうな和菓子や果物がお供えしてあって、子供の私には魅力的だった。
「まんまいさん、あっ」と手を合わせて、それをもらっておやつにするのが常だった。
たぶん、子ども心に「ほとけさま、おやつをどうもありがとう」という意味に解釈していたと思う。

そう言えば、正月帰っていた娘が、位牌と写真の横に置いていた紅マドンナを、
「おばあちゃんの食べていい?」と聞いたこと。
遠慮して聞いてくるのがおかしくて、「ちゃんと拝んで食べなさいよ」と答えた。
ちなみに、お姑さんは仏さんのことを「ののさん」と言っていたっけ。

あれは何というものなのか、仏壇の飾りの布だけひどく古びていたので新しいのを購入。
せっかくだから、きれいにしたいじゃない?

これからは盆前にお坊さんが来るのも、檀家の夏冬の集金も息子宅の我が家になる。
だんだん、代が変わりつつあるのを実感している。
なにもかも親まかせだった頃から比べると、責任重大だ。




コメント

ありす
2014年1月13日15:01

まんまんちゃん、あっ!でした♪
「おばーちゃん、このお饅頭カビ生えてるよ」
「仏さんのやから大丈夫。ふっ!(ぱっぱっと払う)」
母にこっそり捨ててもらいました。

ポピー
2014年1月13日15:25

ありすさま>「まんまんちゃん」と「まんまいさん」か。どっちも語源は一緒でしょうね。それに続く「あっ!」は同じか(笑)
なんだか、ほのぼのしていて、いかにもちっちゃい子の可愛い言い方ですよね。
そうそう! カビ生えてたり、かたくなった饅頭っていうのも多かったなぁ。。

みかりん
2014年1月15日8:27

私の実家では、のんのん、はー、だっかたか、あー、だったか。仏さんはのんのんとかのーのちゃんと言っていました(^^)
頂き物があると一度仏壇にあげてからいただくのが通常でした。
紅マドンナ、おいしいですよねー。

ポピー
2014年1月15日12:55

みかりんさま〉「のんのんちゃん」って、ムーミンみたい(^-^) こっちでも聞いたことあるよ。実家はどちら?
ののさん、のーのちゃん、みんな仲間だね。仏さんの呼び名って可愛いですよね。
私、孫ができたらどっちの呼びかた教えたらいいのかな?
そういえば、最後まで置いてた紅マドンナにとうとうカビが生えてしまって、惜しいことしました(^^;;

みかりん
2014年1月16日8:05

あー、紅マドンナ、もったいないー・・・。
わたしは東京ですが、両親は静岡なので遠州弁を話します。のんのんはそっち方面の言葉だと思います(^^)

ポピー
2014年1月16日22:32

みかりんさま>でしょうー? もう時期が終わって、どこにも売ってないのです。これからは、いよかんの季節・・

静岡っていいところですね。東京に近いのに、富士山とお茶畑があって自然がいっぱいという感じ。四国からずいぶん離れているのに、言い方が似てて不思議(笑)

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