登りより下りが大変?
登りより下りが大変?
登りより下りが大変?
娘のだんなさんは学生時代に石鎚山で1週間、荷物運びのアルバイトをしたこともある健脚の持ち主。
下の登山口から上の山小屋まで一日に数回、重い荷物をしょって運んでいる若者を見たことがあるけど、あれをやっていたなんて信じられない~!「もうしたくないです」と笑っていたけど。
土小屋から何時間で登れる?と聞いたら、「2時間ちょっと」と言ってたけど、私たち2時間45分くらいかかったよ・・
今回久々に登って自分の体力の衰えに気が付いたダンナ、
「足ひっぱることになると悪いから一緒に登るのはやめようや」と言い出した。大丈夫よ、娘の方は私たちと大差ないんだから。

若者やいかにも山に慣れた登山者は恰好からして、しなやかな筋肉のついた足どりからして違う。

でもね~、やっぱり杖はあった方がいいと思う。
軽々と2本の杖を交互に使って凍った山道を的確に歩いて行く人たち。
杖って年寄りだけが使うのかと思ってたけど、地面が滑るようなところでは足がかりとなるし、とても安定して歩きやすそうだ。
実際、下りでは足元が滑って2回も尻もちをついてしまった。それも、下りだからとリュックを代わって背負った時。思わず手をついて少しひねってしまったり、全く危なっかしい。
安いものでいいから、伸縮性のある杖を1本。今度こそ用意するぞ。

登りで3時間、下り2時間。こんなに登っていたのかと思うくらい、下りは長い。休憩なしでどんどん行くから、余計にきつい。
私の場合、ポカリを飲んでチョコを食べたらホントにスーパーチャージして元気復活、早足になるのでダンナが不思議がるんだけど、そのうちおなかが痛くなってきたので気づかないふりして先を急いだ。
青い空と青い瀬戸内海の間に白い雲海が広がっていた。
早くから登ったので、下っていると逆に下から登ってくる家族連れとたくさんすれ違う。
上の方ならいいけど、かなり下の方で暑いので薄着して普通の靴で登ってくる人たちも。
あの人たち本当に頂上まで登る気なんだろうか。今からだと夕方暗くなるのにね。

ようやく土小屋に到着。登山でなく観光で来ている車も道路いっぱいに沸いていて、無事トイレも済ませ、美味しいうどんを食べて帰りは紅葉を愛でながら家路についたのでした。

やっぱり日本人に生まれたからには、いつか富士山に登ってみたいものです。
実現できるかな?


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