我が家のおひめ様が嫁入りして若殿様と新生活を送っているのは、
かの秀吉や千姫も住んでいたという世界遺産で国宝の姫路城のお城下ー

どんな様子で生活しているのか新居訪問に本州へ渡るついでに、
まだ一度も挨拶に伺ったことのない彼の実家の方に先におじゃました。

しまなみ海道を下りて少し走るとすぐの町で、なんてことはない家からたった2時間ちょっとで着いてしまった。
ただ、真ん中に瀬戸内海があるものだから、普通の陸地と比べると橋の通行料がお高いだけ(片道2200円)
島々を結ぶ橋は全線高速道路になっているので、あっという間に本州の地を踏むことができる。

大きな工場とコンパクトにまとまった市街地を抜けて大きな橋を渡り、
ナビのおかげで迷うことなく家の近くに行けた。
家の前は公園に面していて、隣りと裏は駐車場、裏手に小さな山があるという羨ましい立地。
うちなんか住宅地で、四方を家に囲まれて風通しも悪いし、
窓を開けたら隣りのわんこの鳴き声、網戸にすれば毎朝よその台所から流れる甘ったるい卵焼きの匂いで目が覚める・・(ーー;)

親から譲り受けた土地に新婚当時の30年前に家を建てたそうで、
門から石段を上がって続くお庭が風情があって、玄関入ると正面に和室の続き間。
奥の和室の床の間には、なんと彼が高校生の時に書いたというお習字の掛け軸がユーモラス。

うちとは真逆の和風空間。
家は古いけど、すっきりと風通しがよくて、飾り気なくて心地いい。
「いいですね〜 広々してて涼しいし、老後はこんな家で暮らしたいな♪」
「昔だからこんな建て方で、ずっとこの家。私も新しい家に憧れるんですけどね」
小一時間のおしゃべりではちょっと物足りなかったけど、今度またゆっくり会いましょうということで、姫路へ出発。
でも、行ってよかった。彼の育った家庭のことがよくわかったし、ご両親との距離がまた近くなったみたいで。

山陽道を走って、これまたほぼ2時間で娘の住むアパートへ到着。
築1年の真新しい今風コーポ。若い家族でいっぱいのようだった。

前から頼まれていた自転車と、靴箱を占領していたブーツ4足、クローゼットを占領していた冬用のコート5着をやっと車から降ろしたら、
「粗大ごみ、持って帰って!」と、代わりにマットレスとコタツを押しつけられた。
やれやれ、そりゃ大きい車でちょうどいい足代わりだろうけどね。家に上がる前に大きなお土産頂戴してしまった。


コメント

ありす
2012年9月11日6:53

お!姫路ですか?じゃあ、ついでに神戸にも時々遊びにいらしてね。
春はお城の周りの桜がきれいですよ(有名な花見スポットです。人もすごいけどね)
都会の普通の家にいると、昔ながらの和風の家にあこがれますよね。その広い和室で昼ねしてみたい~・・・

ポピー
2012年9月11日21:50

ありすさま>そうなんです。ちょっと行きやすくなったかも。
会社の花見はいつも姫路城だそうで、若手の彼らが朝5時から場所取り
して、夜までずっといるんですって!
お城に桜、きれいだろうな~♪

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