式の日取りも運次第

前夜の雨が嘘のように上がり、夏色の空に白い雲が浮かんでセミの初鳴き。
あの子が生まれたのも、ちょうどこんな風によく晴れた夏の日の朝だった。


先週はとにかくよく雨が降って、実家のある九州は甚大な被害を受けた。
木曜日はかつて経験したことのない大雨が何時間も降り続き、熊本市内の中心部を流れる川が氾濫。
堤防の低い所から水があふれて母校の小学校や近くの商店街の手前まで浸かったらしい。
幸い、実家までは水が来なかったからよかったけど、地元のシンボル的存在のあの静かな流れの白川が溢れるなんて、何度ニュースを見ても信じられない気分だった。
そして、金曜日は佐賀が、土曜日には福岡の川が氾濫。もちろん大分は常に氾濫。
そう、結婚式前日の朝は５７号線は一宮から不通、高速道路も北も東も全面通行止め状態・・

実は最初に式の日取りを決める時、連休初日の大安の土曜ということで第一希望だったけど、
先約があったから翌日の日曜にしたんだよねー。
もし土曜日に予定してたら、九州から誰も親戚が来れなくて親族席はがら空き、宿泊もキャンセルするとこだった・・（ゾッ！）

最後までちゃんとみんなが揃うかドキドキしっぱなしだったけど、奇跡的に天気も回復。
夕方には一部区間を残して通行止めも解除になり、みんな早めに出発、当日は全員揃ってくれたのでした。

妹たちによると、こっちは別世界だって。（というか、そっちが特別だし）
雨と霧とで見通しも悪く、道中はかなりのものだったらしい。
携帯の電波も山合いのためか途中で途絶えるし、無事フェリーに乗れたと聞いた時はホッとした。

続きはまた後日・・